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宮川大助・花子:6年に及ぶ「多発性骨髄腫」との戦いを語る妻 “介護男子”の夫は「大事な宝物なので一生懸命磨いてあげたい」と涙 「徹子の部屋」で

9月17日放送の「徹子の部屋」に出演した宮川大助・花子さん=テレビ朝日提供

 夫婦漫才コンビの宮川大助・花子さんが、9月17日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。花子さんは血液のがん「多発性骨髄腫」と戦っている。

 花子さんは6年前の2018年にマラソン大会に出た時、ゴールまでたどり着いたがひどい腰痛の症状が出た。数日後に動けなくなり、病院に行くと、形質細胞腫との診断で、余命3カ月と言われた。悪化して多発性骨髄腫になり、8カ所にがんができ、最終的には下半身不随になった。大助さんが娘さんと一緒に花子さんをトイレに運ぼうとして担ぐと、担ぎ方が悪かったせいでパキッと音がして、鎖骨が折れた。そして余命1週間と言われたという。

 それでも持ち直した花子さん。今では“介護男子”となった大助さんが朝、花子さんのおしめの手当てをする。「今日も元気で大ちゃんは、花ちゃんのおむつの交換頑張りましょう。庭の柿の木がまた笑った。秋になったら実りいっぱいなりますよ」などと歌いながら介護しているという。

 離婚の危機はあった。「僕は離婚は一度も考えたことがない」と大助さんは言うが、「ある日仏壇の引き出しを開けたら、離婚届に嫁はんの判子が押して置いてあるわけですよ」と明かす。当時は夫婦で漫才をやっていたため漫才のことしか頭になかった。大助さんの頭の中には1児の母である花子さんの気持ちが抜けていた。

 ある時、漫才コンビ「今いくよ・くるよ」に食事に誘われた。その席で「あんたの一番大事なものは何や?」と大助さんは聞かれたという。「子どもと花ちゃんっていうのがあんたはわからんのと違うか? 私らは家庭がない、亭主もない、子どももない。あんたは家族を作って家庭があって、子どもと奥さんがおって、それが宝物というのはわからんか?!」と言われた。「漫才で花ちゃんいじめるのはやめろって言われて」と当時を思い出し、大助さんは涙を見せると、「それが僕にとっては救いの言葉になりました」 と振り返った。

 結婚48年目。結婚式の4月9日を最初は語呂合わせで「し(4)ぬまでく(9)るしむ」と言っていたが、今は「よ(4)ろこんでく(9)らす」にしている。感謝の言葉として大助さんは「僕は介護という概念がほとんどなくて。自分の大事な宝物なんで、それを今、一生懸命磨いてる感じで、もっともっと磨いてあげたい」といい、「何なのもうほんとにもう」と言う花子さんに左手を握られ、大助さんは右手で涙をぬぐった。

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