ミッツ・マングローブ:「マツコの本名、誰も知らないでしょ?」コロナ禍で“仲間”の名簿作成 「星屑スキャット」メンバーの親の反応も語る 「徹子の部屋」で

2月20日放送の「徹子の部屋」に出演したミッツ・マングローブさん=テレビ朝日提供
1 / 1
2月20日放送の「徹子の部屋」に出演したミッツ・マングローブさん=テレビ朝日提供

 女装家のミッツ・マングローブさんが、2月20日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。コロナ禍で作成した“仲間”の緊急時用の名簿や今年結成20年の音楽ユニット「星屑スキャット」の公演に親が見に来た話などを語った。

あなたにオススメ

 “仲間”は、地方から出てきている人も含めて一人暮らしばかり。コロナ禍で、もし誰かに何かあった時、どうしたらいいか誰も分かっていないことに気付いた。ミッツさんは「マツコ・デラックスの本名、知らないでしょ?」といい、「実家はどこなんだとか、親御さんはどこにいて、生きてるのかどうなのか。きょうだいはどうなのか。(自分たちが)こういったことをしていると家族や両親は知ってるのか」など、それぞれの事情は分からないことばかりだった。

 東京の50~60人ほどの仲間の本名と実家の連絡先、血液型を、まとめられるだけまとめて、新宿2丁目にある根城にしている事務所の金庫に保管することに。そこに「入っているはずなんですが、まとめるだけまとめて誰も確認してない。喉元過ぎればって感じで」と笑った。

 昨年の「星屑スキャット」のコンサートには親を招き、メンバーのギャランティーク和恵さんの親は福岡から、メイリー・ムーさんの親は沖縄から上京した。メイリーさんの母は和恵さんの母の手にしがみついて、「あなたとは他人の気がしない」などと励まし合っていたという。息子の初めて見る姿に動揺していたようだった。

 メンバーは3人とも長男で、メイリーさんはかつて東大生だった。メンバーは親に対して、「受け入れるのは大変だったと思うんです。理想の息子にはなってなかったと思うんですけど、親不孝した分、別の楽しみも一応与えてあげられているんじゃないかなと私たちは願いたい」としみじみ。「ステージを見て面白がってもくれているし、あなたたちの歌、いいわねとも言ってくれている。時代が変わったから、こういうこともできるようになったのかな」「でも、分からないです。両親の胸の内は最後まで分からないけれども、こういう仕事は応援はしてくれて、面白がってくれている」と話した。

テレビ 最新記事