塩野瑛久:「光る君へ」の一条天皇役 17歳から一人暮らし 役づくりで自炊を再開 アニメ好きな一面も 「徹子の部屋」で

10月10日放送の「徹子の部屋」に出演した塩野瑛久さん=テレビ朝日提供
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10月10日放送の「徹子の部屋」に出演した塩野瑛久さん=テレビ朝日提供

 俳優の塩野瑛久さんが、10月10日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。現在29歳、放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」で一条天皇役を好演している。

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 大河ドラマのオーディションを受けている段階では、そこまで大事な役だという自覚はなかった。大河ドラマ初出演ということもあって、重要な役には入らないのかなと思っていた。受かった後に一条天皇のことを調べ、「こんなに重要なお役をいただいたんだな」と感じた。一条天皇を演じてからは、年齢が上の層から声をかけられる機会が増えた。「『一条天皇』と言っていただけたのは、(これまでの)俳優人生になかった」と顔をほころばせる。

 仕事を始めた17歳から一人暮らし。自炊を頑張ろうと思い、スーパーに食材を買いに行き、家で調理した。しかし、一人分の料理を作って、その後、皿を洗い、片付けをする手間を考えると、「やる意味あるのかな」と疑問が湧き、やめてしまった。ところが、役づくりをする際に、自炊してコントロールできた方がいいと思い直し、自炊を再開した。

 その時の役によって自炊の内容を変える。今はひ弱なイメージの役をしているので、体重を落とそうと思い、SNSなどを参考に、豆腐に冷しゃぶとアボカドを載せた料理などを作って食べている。「忙しい時はなかなか料理することもできないので、切って載せてこれを食べるっていう感じになります」と笑う。

 アニメが好きなので休みの日は自宅や映画館で見ることが多い。感動した作品は、「クリエイターの熱や愛があふれていて、一体これはどこの制作会社がやってるんだ、誰が作画をしているんだろう、みたいなことが結構気になって調べたりとかします」という。

 今後の目標は、俳優として認められた証しとして、日本アカデミー賞を受賞することだ。

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