戸塚純貴:芸能界に本腰を入れようと決めた母の言葉を明かす 5歳で両親が離婚「あなたの笑顔に助けられた」と母からの手紙も 「徹子の部屋」で

2月18日放送の「徹子の部屋」に出演した戸塚純貴さん=テレビ朝日提供
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2月18日放送の「徹子の部屋」に出演した戸塚純貴さん=テレビ朝日提供

 俳優の戸塚純貴さんが、2月18日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。母のもくろみで2010年11月の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に参加し賞を受賞。芸能界には乗り気ではなかったが、本腰を入れようと決意した母の言葉などを番組で明かした。

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 岩手県出身の戸塚さん。東日本大震災が起こったとき、18歳だった。内陸部だったため津波の影響はなかったが、住んでいた街が見たことない景色になっていた。停電で電気がとまり、暖を取るために車の中で過ごした。「初めて死を身近に感じた瞬間だった」ことから、芸能界に本腰を入れようと考えた。

 そこで母から「歩みを止めるな。こういう時だからこそ、自分のやり方で地元を盛り上げることをしてきなさい」と言われた。これが決め手となった。

 5歳の時に両親は離婚、母はスナックを経営していた。大震災が起きた時、店は停電し、客はパニックになったが、そんな状況でも母が一言、「とりあえずお会計して」と言ったのはいまだ語り草になっているという。パワフルでユーモアのある母からの手紙を黒柳さんが代読。「あなたの母親でよかった」「離婚してあなたの笑顔に助けられた」という言葉に、「初めて聞きました。そんなことを思っていたと」と神妙に語った。

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