ジュディ・オング:亡き中村メイコさんとテレサ・テンさんのとっておきの思い出を語る 「徹子の部屋」で

11月18日放送の「徹子の部屋」に出演したジュディ・オングさん=テレビ朝日提供
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11月18日放送の「徹子の部屋」に出演したジュディ・オングさん=テレビ朝日提供

 歌手のジュディ・オングさんが、11月18日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。昨年末に急逝した中村メイコさんとテレサ・テンさんの思い出などを語った。

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 「メイコママ」と呼んでいたメイコさんが昨年大みそかに89歳で亡くなった。一緒に出演した「徹子の部屋」の収録は25日。「この日、とてもお元気だった」。「着物まだいっぱいあるから取りにいらっしゃい」「行きまーす」というやり取りも交わしたという。

 大みそかに夫の神津善行さんとNHKの紅白歌合戦を見ている時に、「ちょっと気持ち悪いから横になる」と言って横になって、「神津さんに抱かれながら息を引き取った」という。今年に入って神津家を訪ねたところ、「お位牌ではなくて、ドールハウスでした。かつてそこでずっといたんじゃないかなと思うぐらい、思い出の感じのものが全部飾ってあった」と明かした。

 18歳の時、台湾に初めての映画を撮りに帰った。その時に「さようなら17才」という曲を中国語で歌ったら、みんなが知っていたという。「おかしい。私、(台湾で)歌ったことないのに」と思ったら、テレサさんがカバーしてずっと歌ってくれていた。テレサさんとホテルで会ったら「可愛かった」といい、「しゃべる声が歌そのまま。妹のように可愛いかった」と語る。

 テレサさんが一時期米国に行った際、「2時間歌うと喉が疲れる」と話したところ、ボーカルトレーニング、ウオームアップの方法を勉強して帰ってきて、それを録音したテープをくれたという。テープにならってトレーニングしたところ、「本当に声が上に伸びるようになって。喜んで持って歩いたら、なくしちゃったんです。テープを」と失敗談を明かす。テレサさんに電話をかけて「なくしちゃった」と伝えたら、「大丈夫。また作ってあげるから」と言って送ってくれた。「優しいですよね」としみじみ思い返していた。

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