小手伸也:毎日叱ってくれる妻に感謝 両親への思いも明かす 大河や“月9”出演後もバイトを続け クビになった理由は? 「徹子の部屋」で

3月11日放送の「徹子の部屋」に出演した小手伸也さん=テレビ朝日提供
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3月11日放送の「徹子の部屋」に出演した小手伸也さん=テレビ朝日提供

 俳優の小手伸也さんが、3月11日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。51歳、妻や両親について、NHK大河ドラマやフジテレビの“月9”ドラマに出演するようになってもアルバイトを続けたわけ、クビになった理由を語った。

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 食べられない時代も支えてくれた妻について、「すごく情が深くて、しっかりした人なので、僕は常に怒られているんです」と語る。「僕が割とおっちょこちょいだったり、だらしないところを、今でも叱ってくれるのは、すごく大事なことなのかなと思って」という。妻に毎日叱られているが、だんだん叱られなくなる年齢になってきた。「基本的には、報告・連絡・相談を怠らないといった極めて社会常識的な部分で、しっかりしなさいと叱られています」と話す。

 大学卒業後、就職しないで自分の劇団を旗揚げした。いつまで続けられると思っているのかと両親は心配していた。しかし、やめろとは絶対に言われなかった。自分で考えて自分の結果に対して満足できるように生きろという思いが親にはあったという。今では実家に帰った時、「これ、サイン頼まれたんだけど」と色紙の束を渡されたりする。「続けてきてよかったなと今思ってます」と顔をほころばせる。

 そんな両親に、「お父さん、お母さん、長らくご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。これからお二人の老後が安心になるように、頑張り続けたいと思いますので見守ってください。お願いします。こんなこと、(今まで親に)言ったことないですよ僕は。でも大事なことだと思います。もっとちゃんと親と頻繁に話したいです」とカメラに向かってメッセージを送った。

 大河ドラマ「真田丸」(2016年)や月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」(2018年)に出演していた時も、通販番組の受注センターで電話を受けるアルバイトを続けていた。「謙虚な気持ちを忘れたくないと言いますか、芸能界の中に全部身を置くと、かなり僕は浮かれてしまうのではないかという恐怖もあったので、日常生活の重さを忘れたくなくて、バイトを続けていた面もあった」とその理由を明かす。仕事が多忙になったため2019年3月のシフトに全部入れず、契約は更新されずにクビになった。その前からバイト先の人も「小手君は何でバイト続けてんの?」と首を傾げていたという。

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