ムロツヨシ:父に男として憧れと尊敬 でも今は「叔母の家族を大事にしたい」 亡き祖母が「結婚は絶対無理」と大爆笑したエピソードも 「徹子の部屋」で

2月26日放送の「徹子の部屋」に出演したムロツヨシさん=テレビ朝日提供
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2月26日放送の「徹子の部屋」に出演したムロツヨシさん=テレビ朝日提供

 俳優のムロツヨシさんが、2月26日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。父や叔母、結婚などについて語った。

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 49歳のムロさんは、4歳の時に両親が離婚、親権は大工をしていた父親が得たものの、すぐに叔母の家族に引き取られ、叔母の家族や祖父母に育てられたという。

 「おやじとは22歳、大学をやめて、役者の道に行きますと報告した次の年ぐらいから会ってない」といい、「自分を叔母と家族に預けた父親でございますが、仕事をしている姿がかっこよくて、そのあとお酒を飲んでいる姿が非常に楽しそうで、父親というより男として、何と自由に生きている男なんだろうと、憧れと尊敬がありました」と父への思いを語る。

 前の携帯に知らない番号から電話がかかってきたことがある。出ると、「あ、ツヨシツヨシ、俺だ俺だ」「親父だよ」といい、「いつ会える? ツヨシいつ会える?」と聞いてくる。「なんで急にこのタイミングで会おうと思ったの?」と尋ねると、「何にもないんだけど、頑張ってるなあ、仕事。会おう」という。「また考えるわ」と笑って切った。その後1、2回電話がかかってきて対応したが、「元気なんだな」と感じている。数年前に戸籍を見たら新しい女性がそばにいてくれているようなので、元気でいてくれればと願っている。

 今は育ててくれた叔母を大事にして、「ツヨシを育ててよかったと思ってもらいたい」という。叔母が腰をけがしたので、それを機に家族が集まる時間を増やした。おいしい肉を食べてもらったり、旅行に行ってもらったりしている。「40代後半になって、初めて弱音や愚痴をいえる、家族に愚痴を言える男になることができた」と明かす。

 今のところ結婚の可能性はないという。亡くなる前に祖母のお見舞いに行くと、「ツヨシ彼女は?」と聞かれた。「いない」と答えると大爆笑。元気のなかった祖母が「ツヨシは絶対無理だと思う、結婚」と病室で大爆笑した。「何を見抜いたのか分かりませんけど」とムロさんは苦笑いしていた。

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