俳優の山田杏奈さん主演のNHKのドラマ「リラの花咲くけものみち」（土曜午後10時）が、2月1日にスタートする。第45回吉川英治文学新人賞を受賞した藤岡陽子さんの同名小説が原作。北海道を舞台に、獣医師を目指して試練に立ち向かう元ひきこもり少女の成長を描く青春物語で、脚本は、同局の連続テレビ小説「スカーレット」（2019年度後期）などの水橋文美江さんが担当する。

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　山田さん演じる主人公の岸本聡里は、かつて引きこもり生活を送っていたが、祖母の支えもあり立ち直り、獣医学を学ぶために大学で新しい生活を始める。動物たちとの触れ合いや仲間たちとの交流を通じ、喜びや悲しみを経験しながら成長していく姿が描かれる。

　そのほか、聡里の同級生で、寮のルームメイトの梶田綾華役を當真あみさん、父が鳥類学者で、本人も鳥類オタクの久保残雪役を萩原利久さんが担当。さらに、佐藤寛太さん、山崎静代さん、甲本雅裕さん、石橋静河さん、風吹ジュンさんらも出演する

　第1回の副題は「動物の医者になる！」

　春から北農大学獣医学群に入学する聡里（山田さん）。3年前祖母・チドリ（風吹さん）に引き取られるまでは、ある事情でひきこもりだった。

　チドリとの生活で少しずつ立ち直り、大好きな動物たちを救うため獣医師を目指す聡里。初めて学ぶ獣医学に寮生活、ルームメイトの綾華（當真さん）や同級生の残雪（萩原さん）に心揺さぶられる毎日。獣医師への想いがより一層増す聡里だったが、命の選択を迫られる場面に直面し……。