あんぱん:のぶが登美子に“涙の訴え”→嵩の「母親に捨てられたことないだろ?」発言が話題に 視聴者「すごい脚本」「嵩の心の闇が垣間見えた」

連続テレビ小説「あんぱん」第15回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第15回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第15回が4月18日に放送され、嵩(北村匠海さん)がのぶ(今田さん)に言い放った言葉が、視聴者の間で話題になった。

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 第15回では、8年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子さん)が突然帰ってくる。登美子に対してわだかまりが残ってはいるものの、自分のマンガを褒められてうれしくなる嵩。一方、あんぱんを売り歩いていたのぶは、シーソーに座って本を読んでいた千尋(中沢元紀さん)に「お母さんのことどう思うちゅうが?」と尋ねる。千尋は「兄貴みたいには喜べんがやき。面と向こうたら、ひどいことを言うてしまいそうやき」と答えた。

 商店街で嵩と登美子が談笑していると、そこに思いつめた表情ののぶがやってくる。のぶは、幼い嵩がハガキの住所を頼りに一人で登美子に会いに行き、「ここに来ちゃもういけないの」と突き放された過去に触れ、「嵩はずっとあなたからの連絡待ちよった。8年間ずっと。それやのに、あなたは便り一つよこさんかった。今頃何しに戻ってきたがで! これ以上、嵩を傷つけるがはやめちゃってください」と涙ながらに訴えた。

 すると嵩は「もうやめてくれ!」と制止し、「のぶちゃんは……母親に捨てられたことないだろ? それでも会いたかった。ずっとこの人に会いたかった。のぶちゃんに何が分かるんだよ」と言い放った。

 嵩の言葉に、SNSでは「母親に捨てられたことないだろ? このセリフ一言に集約されてる。すごい脚本だよね」「嵩の心の闇が垣間見えた」「母親へのこじらせた愛が見えて苦しいよ」「母親に捨てられた子の気持ちは分からないだろと当の母の前で言うのエグい」「親に捨てられた子と、愛され育った子との違いだろね」といった声が上がっていた。

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