俳優の麻生久美子さんが4月18日、東京都内で行われた同日夜スタートの主演ドラマ「魔物」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分※一部地域を除く)の会見に、相手役の塩野瑛久さんと共に登壇。16歳差の塩野さんとラブシーンを演じる今作への思いを語った。
ドラマは、「梨泰院クラス」など世界的ヒット作を生み出してきた韓国のSLLとテレビ朝日が共同制作するオリジナル作品。不倫、DV、性など愛と欲望にまつわる過激なテーマを題材に、孤高の弁護士・華陣あやめ(麻生さん)が、殺人事件の容疑者・源凍也(塩野さん)と禁断の愛におちるラブサスペンス。
性的描写など親密なシーンの撮影をサポートする「インティマシー・コーディネーター」も導入しラブシーンに臨んでいるが、麻生さんは「46歳なんですけど、この年齢でこういったシーンや役柄を求められるんだなと。私で大丈夫なんだろうか?と最初に思いました」と不安もあったと吐露した。
オファーを受けた理由については「若い頃にはインティマシーシーンもやらせていただいたことはありましたが、長らく離れていて。子供たちも成長して自分の時間も少しできるようになっていた中で、信頼しているプロデューサーからお話をいただき、こんな機会はめったにないと思い、やらせていただこうと決めました」と明かした。
デビュー30周年の節目に臨む今作について「私にとって本当にチャレンジング」と言い、ラブシーンに臨むために「ジムに通って体重を4~5キロ落としました」とも明かした。「塩野さんとの実年齢も16歳差で、役柄の中でも私がすごく年上だということを気にしていますし、2人の絡みがどのように映るのか、そこはきれいであってほしいので、体重は落としました。今作が皆さんにどう評価されていくのか、どういう風に見ていただけるのかな」と期待を込めた。
会見にはSLLのパク・ジュンソ制作代表、内山聖子エグゼクティブプロデューサーも出席した。