桧山ありす:東北出身、17歳美少女が「おむすび」でテレビドラマ初出演 憧れの橋本環奈と初対面で衝撃「こんなに可愛い人、実在するんだ!」

NHK連続テレビ小説「おむすび」に出演する桧山ありすさん
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NHK連続テレビ小説「おむすび」に出演する桧山ありすさん

 橋本環奈さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」に出演する桧山ありすさん。第19週「母親って何なん?」(2月10~14日)で、結(橋本さん)が働く大阪新淀川記念病院に入院する高校生・曽根麻利絵を演じる。目標だった朝ドラ初出演を果たした思いと共に、「貴重な経験になった」という撮影エピソードを語ってもらった。

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 ◇ベテラン俳優に囲まれての撮影は「勉強になりました」

 現在17歳で高校2年生の桧山さんは、小学校2年生の頃に「2015年度ぷっちぐみモデルオーディション」でグランプリを受賞し、女児向け月刊誌「ぷっちぐみ」(小学館)のモデルとして芸能活動をスタート。以降、小学生向けファッション誌「ニコ☆プチ」(新潮社)の専属モデルを経て、舞台や広告などを中心に活躍。テレビドラマへの出演は、「おむすび」が初めてとなる。

 「おむすび」出演決定は電話で知らされたといい、「ずっと憧れの朝ドラだったので、出演の連絡をいただいたときは本当にうれしかったです」と笑顔を見せる。

 「それと同時に現実味がなくて、『これ本当なのかな? 夢じゃないかな?』って。そのとき、母と一緒にいて2人で喜んでいたのですが、『今の電話、録音しておけばよかったね』って話しました(笑)」

 演じる麻利絵は、過度な食事制限による低栄養で入院することになった女子高生。桧山さんは「同い年ということや食べることが大好きなところなど、共感できる部分もたくさんあるんですけど、麻利絵ちゃんの葛藤や心情の変化、 口にする言葉と本心の違いを表現することが難しかったです」と振り返る。

 「初めてのテレビドラマで、プレッシャーもありましたが、共演者はベテランの方々ばかりで『自分の演技をぶつけていいからね』と言ってくださって、優しくいろんなことを教えてくれたり、話しかけてくれたりしました。本当に温かい現場で、私がどんな演技をしてもすぐに受け取って返してくださるし、監督さんから指示があったら、皆さん素早く自分の演技に取り入れていて、その瞬発力がすごいなと思いました。とても勉強になりましたし、貴重な経験になりました」

 ◇「おむすび」の撮影を通して知った「俳優の仕事の魅力」

 福島県出身で、現在は宮城県在住の桧山さんは、3歳の頃に東日本大震災を経験。劇中で阪神・淡路大震災、東日本大震災を描いた「おむすび」には特別な思いがあるという。

 「当時、私は幼かったのですが、地震の揺れで物が落ちる瞬間など、今でも記憶に残っているんです。実際に地震を体験した人にしか分からないことなので、震災を描く上で、そのときの気持ちを忘れずに伝えていく必要があると、『おむすび』を見て改めて考えさせられました」

 主演の橋本さんとの共演については、「私はもともと環奈さんがすごく好きで、映画『キングダム』などいろいろな作品でも見ていたので、共演できてうれしかったです」と語る。

 「環奈さんはとてもきれいで、透明感もすごくて、初めて対面したときは『こんなに可愛い人、実在するんだ!』と衝撃を受けました。いつも優しく話しかけてくださったので、本当に幸せな気持ちでした」

 「おむすび」の撮影を振り返り、「見る人に何か影響を与えることができるような素晴らしい作品に出演することができて、とても良い経験になりました。撮影を通してスタッフやキャストの皆さんとコミュニケーションを取ることができて、とても楽しかったです。テレビドラマの現場は初めてでしたが、そういった部分も、俳優という仕事の魅力なのかなと感じました」と目を輝かせた。

 最後に、視聴者に向けて「ド緊張の中での撮影だったんですけど、精いっぱい演じましたので、麻利絵ちゃんをぜひ温かく見守ってくれたら幸いです。これからも俳優としてたくさん活躍できるように頑張っていきます」とメッセージを送った。

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