約8年ぶりに俳優活動を再開した成宮寛貴さんが主演するドラマ「死ぬほど愛して」（ABEMA、木曜午後11時）の第3話が、4月10日に公開された。同話では、成宮さん演じる殺人鬼・真人と、田中美久さん演じる悪女・彩葉の“背徳の一夜”が描かれた。

あなたにオススメ

2027年大河ドラマ主人公・小栗忠順とは？　近代日本に欠かせない人物

　◇以下、ネタバレがあります

　ドラマは「金田一少年の事件簿」などで知られる天樹征丸さんの同名マンガを映像化。表面上は献身的に妻に尽くす“理想的な夫”だが正体は殺人鬼の真人と、真人をひたむきに愛する妻の澪（瀧本美織さん）の夫婦の物語。全8話。

　第3話では、澪が働くパティスリーの同僚でパティシエ助手の彩葉が全裸遺体で発見され、体内からはパティシエの小山田（片桐仁さん）の体液が検出。小山田は、殺人容疑で捕まった。

　澪は、同僚の死と上司の逮捕で精神的に不安定になる。真人は寄り添う姿勢を見せながらも、澪に「仕事」と偽り、逢引き（あいびき）を重ねている女性投資家の長野真澄（筒井真理子さん）のもとへ向かい、熱い口づけを交わした。

　死んだ彩葉と、真人の関係も判明した。彩葉は生前、パティスリーに来店した真人に「知ってるんですよ、秘密」と声を掛け、真人と真澄が逢引きしている現場写真を突きつけていた。そして2人は男女の関係に。一夜を過ごすと、彩葉は「なんか似てる気がするんですよね、私たち。澪さんには釣り合わないぐらい悪い男」と語りかけ、真人の腕にある傷を舐（な）めあげた。

　そして彩葉が「もっと知りたい、あなたのこと」と迫ると、真人は秘密の“猛毒の部屋”に招待し、紅茶を差し出した。それを飲んだ彩葉は昏睡状態に。すると、真人は彩葉のスマートフォンから2人の関係が分かる情報をすべて削除して……と展開。真人の本性が明らかになった。