地震のあとで:#2「アイロンのある風景」 主演は鳴海唯 “焚き火が趣味の関西弁の男”の過去とは 村上春樹原作NHKドラマ

NHK「土曜ドラマ『地震のあとで』」の「#2『アイロンのある風景』」場面カット (C)NHK
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NHK「土曜ドラマ『地震のあとで』」の「#2『アイロンのある風景』」場面カット (C)NHK

 村上春樹さんが1995年の阪神・淡路大震災の後に発表した短編小説が原作のNHKの「土曜ドラマ地震のあとで』」(総合、土曜午後10時)の第2話が、4月12日に放送される。第2話は鳴海唯さん主演の「#2『アイロンのある風景』」。黒崎煌代さん、堤真一さんも出演する。

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 「地震のあとで」は、村上さんの短編集「神の子どもたちはみな踊る」(2000年発表)から4編を連続ドラマ化。舞台設定を1995年だけでなく、2025年にいたるまでに置き換え、“今”に続く“地震のあと”の30年の時間を描く。

 ドラマの脚本は、同じく村上さんの小説が原作の映画「ドライブ・マイ・カー」の大江崇允さんが手掛け、演出を、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」などの井上剛さんが担当した。

 「#2『アイロンのある風景』」では、2011年、茨城。父親とうまくいかず家出をした順子(鳴海さん)は、海辺の町で啓介(黒崎煌代さん)と半同棲をしている。

 順子が働くコンビニで出会った三宅(堤さん)は、流木を集め焚き火をすることが趣味の関西弁の男。順子は、同じくこの町に流れ着いた三宅に惹かれ、いつしか焚き火を共にするようになる。

 ある晩、これまでにない大きな焚き火をしながら、三宅の過去が明かされていく……。

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