おむすび:“米田家の呪い”のキーパーソン? 登場時間わずか20秒の実力派俳優に注目集まる「恩返しに来るのでは?」「伏線回収で再登場しそう」

連続テレビ小説「おむすび」第103回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「おむすび」第103回の一場面(C)NHK

 橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第103回が、2月26日に放送された。同回の回想シーンに登場した俳優の大鶴義丹さんに、視聴者の注目が集まった。

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 第102回(2月25日放送)では、聖人(北村有起哉さん)と永吉(松平健さん)の長年にわたる確執は、聖人の大学進学費用を永吉が勝手に使い込んでしまったことが原因だったと知った結(橋本さん)。なかなか口を割らない佳代(宮崎美子さん)を説得し、永吉がお金を使った理由を聞き出した。

 第103回では、結は「米田家の呪いのせいやった」と前置きし、佳代から聞き出した真相を聖人に打ち明ける。聖人が高校3年生だった昭和51年、福岡から岐阜にトラックで荷物を届けていた永吉は、大雨で川が氾濫して洪水になり、岐阜で足止めを食らってしまった。永吉は地元の人々と協力して救助活動を行っていたが、救助した人の中に、家も家財道具も流された小松原(大鶴義丹さん)という男性がいたという。

 小松原は、意識不明で危険な状態に陥った5歳の息子を助けるため、永吉に「お願いやで。お金を貸してくりゃ! 半年後には必ず返すもんで……」と懇願。永吉は佳代に電話をかけ、お金を振り込むよう伝えたが、その後、小松原から連絡が来ることはなかった。

 永吉は佳代に「このこと、聖人には絶対言うな」「あいつが知ったらその小松原って人を恨むかもしれん。やけん、全部自分が使い込んだって言え」「あいつは俺を嫌っとう。全部俺のせいにしろ。聖人には、他人を恨むような人間になってほしくなか」と固く口止めした。

 「米田家の呪い」とは、困っている人を見ると放っておけず、後先考えずに助けてしまう米田家の人々の性分を表した言葉。第1回(2024年9月30日放送)からたびたび劇中に登場し、現在放送中の第21週のサブタイトルにもなっている。

 小松原を演じた大鶴さんの登場はわずか20秒のみだったが、SNSでは「大鶴義丹がキーパーソン?」「大鶴義丹さんをモノクロ回想ワンシーンのみなんて、そんなもったいない起用はないだろうから恩返しに来るのでは?」「これはいつかお金を返しにくるフラグかい?」「伏線回収で再登場しそうだけど」「まさかこれっきり……ってことはないはず。今後の展開がホント楽しみ」といった声が上がっていた。

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