おむすび:最終回で“意外な人物”が再登場 予想外のラストに視聴者感動「想像もしてなかった」「見事な伏線回収」

連続テレビ小説「おむすび」最終第125回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「おむすび」最終第125回の一場面(C)NHK

 橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の最終第125回が3月28日に放送され、ラストに意外な人物が再登場し、視聴者の間で話題になった。

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 最終回では、歩(仲里依紗さん)から、詩(大島美優さん)を引き取ろうと考えたのは甘かったかもしれないと聞いた結(橋本さん)が、仮定の話を心配して一歩踏み出さないのはギャルらしくないと背中を押し、詩を一人で育てるのではなく、みんなで育てればいいと勇気づけた。心が決まった歩は詩を家族として迎え入れ、結らを交えて糸島の郷土料理「そうめんちり」を食べ、「詩が家族になったお祝い」をした。

 それから1年後、結、翔也(佐野勇斗さん)、花(新津ちせさん)は、糸島に移住した聖人(北村有起哉さん)と愛子(麻生久美子さん)のもとを訪ねる。結らは、幼なじみの陽太(菅生新樹さん)と恵美(中村守里さん)が夫婦で営む飲食店でカキを堪能。さらに、結と翔也が初めて出会った海岸を訪れるなど、糸島を満喫した。

 そして阪神・淡路大震災から30年後の令和7(2025)年1月17日、結がおむすびを握っていると、歩は「今年も行くの?」と訪ねる。結は「うん」とほほ笑み、被災時に避難所でおむすびをくれた三浦雅美(安藤千代子さん)のもとを訪ねる。被災当時、幼かった結は、雅美からもらったおむすびに「おばちゃん、これ冷たい、チンして」と言ってしまい、そのことをずっと後悔していた。

 結が保存容器から取り出したおむすびを差し出すと、雅美は「まだ温かいね」と笑顔を見せる。雅美は「おいしい」と喜び、海が見える公園で2人で並んでおむすびをほおばるシーンで物語は幕を閉じた。

 SNSでは「見事な伏線回収」「感動がすごい」「うわあああああ、ここが到達点か」「最終回、完璧でした!!」「こんな終わり方、想像もしてなかったよ。涙出ちゃった」「雅美さんを最後に出すの、ドラマの誠実さだよねえ……」といった声が上がっていた。

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