大和田獏:娘・美帆とのユニット「ばくみほ」の間に亡き妻“くみ”がいる 岡江久美子さんに動かされ 「徹子の部屋」で

4月14日放送の「徹子の部屋」に出演した大和田獏さん(左)と大和田美帆さん=テレビ朝日提供
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4月14日放送の「徹子の部屋」に出演した大和田獏さん(左)と大和田美帆さん=テレビ朝日提供

 俳優の大和田獏さんが、娘で俳優の大和田美帆さんと、4月14日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。2年前に2人で結成した「ばくみほ」の活動などを語った。

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 「ばく」と「みほ」の間には“くみ”(2020年に死去した俳優の岡江久美子さん)がいる。「2人のユニットなんですけれども、気持ちは3人で活動しているんです」と美帆さん。

 幼稚園や小児がんとたたかう子供たちの施設、重い障害を抱えた子供たちの施設など、多くの場所を訪ねた。「喜んでいただくために行っているんですけれど、むしろ僕たちがいっぱいいろんなものいただいて、あったかい気持ちになって帰ってこられる」

 「母のこと(死去)があって、すごく悲しみの中にいる時に、現実逃避だったのかもしれませんけれど、奥さんを亡くすことも母親を亡くすこともつらいけれど、子供を亡くすのはどれだけつらいだろうと食事をしながら(父と)話すことが増えて、そんな時に私の知り合いから、入院中の子供たちに配信で音楽を届けてくれないかというオファーをいただきまして」。コロナ禍だったため、子供たちが親に会える時間が1日5分や10分と聞き、何かしようとなった時、「父を誘わない手はないと思いまして」。

 2人はその頃を振り返り、「私が歌って、父が絵本を読み聞かせしたりして。その当時、自分のためだけに頑張ることがなかなかできなくて、誰かのためだったらパワーが出てくるような時期だったんじゃないかな」「あれが僕たちの支えになってくれたという気がします」「誘っちゃいました」「ありがたかったですよ」。

 「母はどんなことにも意味があるといつも言っていたんです。母の死にも絶対意味があるんだって、亡くなった日の朝(私は)思ったんです。絶対これは意味があると思ったところが、少しずつ今の活動に繋がっていると実感していて、母が亡くなったからこそ会えた子供たちがたくさんいて、こんなに『ばくみほ』で活動するなんて、コロナの前は想像もしていなかったので、母のおかげで今、動かされていると感じることもあります」

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