おむすび:「忘れるってそんなに悪いことじゃない」愛子が歩にかけた言葉が話題 「真紀ちゃんの代弁?」「私まで救われた思い」

連続テレビ小説「おむすび」第82回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「おむすび」第82回の一場面(C)NHK

 橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第82回が1月28日に放送され、愛子(麻生久美子さん)が歩(仲里依紗さん)にかけた言葉に、視聴者の注目が集まった。

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 第81回(1月27日放送)では、阪神・淡路大震災で被災した後も、店舗兼自宅の修繕をしていなかった孝雄(緒形直人さん)。ある日、自宅の階段の板が抜けて転倒した孝雄は、脳しんとうを起こして病院へ搬送されてしまう。

 意識を取り戻した孝雄は、病院に駆けつけた聖人(北村有起哉さん)に、震災で亡くなった一人娘・真紀(大島美優さん)の声を忘れ始めていると明かし、真紀との思い出が詰まった自宅を建て直すことはできないと涙をにじませた。歩は、孝雄と聖人のやり取りを病室の外で聞いていた。

 第82回では、愛子は歩に孝雄が退院したことを知らせ、「多分、あのおうちに早く帰りたかったんだろうね」と話す。すると歩は、「ねえ、お母さん。私、聞いちゃったんだよね」と切り出し、孝雄が真紀の声を忘れ始めていると話していたことを伝える。そして「お母さんだから言うけど……私もなんだ。真紀ちゃんのこと忘れてきてる」と打ち明ける。

 さらに歩が「月命日だって……時々忘れる。あんなに親友とか言ってたのにさ……冷たいよね」と自分を責めると、愛子は「そうかな? 忘れるって、そんなに悪いことじゃないと思うけど。だってその分、自分が前に進めてるってことでしょ? 思い出せる時に思い出せばいいと、お母さんは思うな」と優しく語りかけた。

 愛子の言葉に、SNSでは「すんごい名言じゃないっすか!」「さすが愛子ママ」「愛子ママの言葉で私まで救われた思い」「真紀ちゃんの代弁? 真紀ちゃんもそう思ってるんじゃない? って意味だよね」といった声が上がっていた。

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