海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第61回が12月23日に放送され、翔也(佐野勇斗さん)が結(橋本さん)に別れを切り出す展開に、視聴者の注目が集まった。
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翔也は、社会人野球の名門・星河電器野球部のエースだったが、右肩の痛みを放置していた結果、練習中に激痛で倒れ込み、病院に担ぎ込まれた。
第61回では、翔也は結に、深刻なけがの状態を打ち明けた。翔也の右肩は、肩関節唇損傷だけでなく、腱板も損傷している可能性があり、監督から「肩をそんだけ壊したピッチャーを指名する球団はない」と言われたという。
翔也は結に「子供の頃からプロ野球選手になることだけを考えて生きてきた。野球ができても、プロに行けなきゃ意味がねぇ。俺の夢はもう終わったんだ」と告げた。
精密検査を受けた結果、右肩はやはり重症で、翔也は野球部を退部。翔也は結に「俺と別れてくれねぇか」と切り出し、栃木の実家のいちご農家も兄が継いでいるため、自分の戻る場所はないと吐露した。
結は高校時代、翔也が「人生は思い通りにいがねぇ。1回や2回、いや、何度だって失敗する」と前向きに語っていたことを振り返り、「ホントに諦めて良いと?」と尋ねる。しかし翔也は、「もう無理なんだ!」「俺はプロ野球選手になって、結を幸せにしてやりたかった。でも、これじゃ……幸せにすることなんてできねえ。だから、別れてくれ」と返した。結は複雑な表情を浮かべ、「……分かった。じゃあ、別れよ。さよなら」と即答し、その場を立ち去った。
SNSでは「そこからなんで別れるとかになるのよ……短絡的過ぎる」「結の気持ちもきかず勝手に別れ話。そりゃ怒るで」「無意識に結の幸せを決めつけて別れようとする翔也に『なんかムカつく』結がリアル」「野球ありきの目標を全部取っ払われた状況は初めてだから、自暴自棄になるのも無理はない」など、さまざまな声が上がっていた。
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