あんぱん:やなせたかしさん母校で「第1回を見る会」 母役・松嶋菜々子が登場「まだまだ人生、これからだと強く感じました」

NHK連続テレビ小説「あんぱん」の「第1回を見る会」に登場した松嶋菜々子さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「あんぱん」の「第1回を見る会」に登場した松嶋菜々子さん (C)NHK

 今田美桜さん主演の2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)が、3月31日にスタート。舞台となる高知県で「第1回を見る会」が開催され、柳井登美子役の松嶋菜々子さんが登場した。

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 会場となったのは、やなせたかしさんの母校・高知県立高知追手前高等学校。やなせさんがモデルの柳井嵩(北村匠海さん)の母・登美子を演じる松嶋さんは「『アンパンマン』は中学生当時に触れる機会があり、主題歌の歌詞で生きる意味に答えがあるのかと、すごく刺さったのを覚えています。今回再び深く対峙(たいじ)する機会があり、やなせさんの『人生はよろこばせごっこ』という言葉に、生きる意味の答えのヒントをもらいました」と明かした。

 さらに松嶋さんは「自分自身もまだまだ人生の中間地点で、これからだと強く感じました」といい、「『あんぱん』は、やなせさんの明るさ、強さ、優しさを表現できる作品だと思っています。高知の皆さんが 大事にされているやなせさんを描く作品ということで
すごく緊張していますが、大切に演じていきますので皆さんも温かい目で見ていただけたらと思います」と語った。

 この日の会場には、563人が来場した。

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、小松暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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