森香澄:「伝説の頭 翔」で25歳の苦労人アイドルに 劇中スケ番グループとしてつんく♂プロデュースで歌手デビュー

連続ドラマ「伝説の頭 翔」で劇中アイドルを演じる(左から)志田こはくさん、森香澄さん、関水渚さん、吉田伶香さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「伝説の頭 翔」で劇中アイドルを演じる(左から)志田こはくさん、森香澄さん、関水渚さん、吉田伶香さん=テレビ朝日提供

 高橋文哉さん主演で7月19日にスタートするテレビ朝日系の連続ドラマ「伝説の頭 翔」(金曜午後11時15分、一部地域を除く)に、元テレビ東京のアナウンサーの森香澄さんが出演することが分かった。“令和のあざと女王”としてバラエティー番組などで活躍する森さんが、今作では25歳のスケ番アイドルを演じる。また、劇中アイドルとして、つんく♂さんプロデュースで歌手デビューすることも発表された。

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 ドラマは、「クロサギ」「正直不動産」など多くの実写化作品の原案で知られる夏原武さんのデビュー作を、「週刊少年マガジン」(講談社)での連載終了から19年の時を経て初の実写化。テレビ朝日初の初のヤンキードラマで、不良チーム「グランドクロス」のトップ・伊集院翔と、いじめが原因で不登校になった高校2年生の山田達人(たつひと)の容姿そっくりの2人が、ある日人生を交換することになり……というストーリー。高橋さんが一人二役で、翔と達人を演じる。

 森さんが演じるのは、達人が命を懸けて応援するアイドルグループ「古くさい街角のスケ番ズ(通称:街スケ)」メンバーの辻沢京子(つじさわ・きょうこ)。グループのリーダー兼マネジャーで、通称キョーコ先輩。これまでいくつかのアイドルグループを転々としてきた苦労人。スケ番キャラは、あくまでもコンセプトとして演じている。

 「街スケ」の全4人のメンバーも明らかになった。グループのエースで、今作のヒロイン・藤谷彩を関水渚さんが演じ、毒舌キャラがウリの難波史帆を志田こはくさん、ステージ上で最も悪辣(あくらつ)かつ激しい罵倒を担当する“メンチクイーン”の外町小百合(そとまち・さゆり)を吉田伶香さんが演じる。

 そんな「街スケ」は、劇中を飛び出し「モーニング娘。」のプロデューサーとして知られるつんく♂さんプロデュースでデビューする。デビュー曲名は「バッキャロー!LOVE」。スケ番の切ない恋を歌った、ポップでキャッチーなラブソングとなる。

 つんく♂さんは、今回のプロジェクトについて「昨今、昭和の不良ものやスケバンものがヒットしてる流れがあるのは承知してますが、『まさか、ここにきてもうひと攻め(もしくは、もうひとカチコミ)しようって? おもしれぇ。やってやろうじゃねえか! バッキャロ~!』ってのが第一印象でございます」とコメント。

 続けて「お仕事の依頼をいただいたのも結構ギリで、資料を待ってる時間もなく、早速作曲に取り掛かり始めました。正直『得意分野ですし、朝飯前っしょ』と、気軽な気分でいたんですが、いざ始めると、『あれ? これ、実はちょっとむずいぞ。そこらにありふれててもダメだし、単にレトロ焼き直しでもダメ。。。うわ、まいった! 相当善処しないと速やかに対処できない』そう思ってしまいました。正直、3回書き換えました」と明かし、「みんなのレコーディングの仕上がりもめちゃ良い感じですが、関水さんのセリフ部分にも、ご注目ください! 押忍!」とアピールした。

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