海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の菅野美穂さんが主演を務める連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(テレビ朝日系、木曜午後9時)が10月19日にスタートする。初回は拡大スペシャル。菅野さんが同局の連ドラで主演を務めるのは「恋の奇跡」(1999年)以来、約24年ぶりとなる。
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原作は、今年の「第27回手塚治虫文化賞」で「マンガ大賞」を受賞した入江喜和さんの同名マンガ(講談社)。夫(田中哲司さん)が突然、意識不明の要介護状態となったゆりあ(菅野さん)のもとに、夫の恋人を名乗る美青年(鈴鹿央士さん)と、彼女を名乗る女性(松岡茉優さん)、その子供が現れ、同居生活が始まる。みんなで意識不明の夫を介護しながら、血のつながりを越えた“家族の絆”を作る、というストーリー。
ドラマ「僕の生きる道」(2003年)などの「僕シリーズ」や「フリーター、家を買う。」(2010年)、「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(2021年)などで知られる橋部敦子さんが脚本を担当する。
ゆりあは、大工の父親譲りの愚直な性格で、幼い頃のあだ名は「おっさん」。一方で、少女時代はバレエに熱中し、現在は自宅で刺繍(ししゅう)教室を開くなど、美しく可愛らしいものを愛する一面も持つ人物。
第1話は……売れない小説家・伊沢吾良(いざわ・ごろう)と結婚した後、自宅で刺繍教室を開きながら穏やかな幸せを味わってきた伊沢ゆりあ(菅野さん)。ある日突然、吾良がホテルで倒れ、緊急搬送される。ゆりあが慌てて病院に駆けつけると、そこにはさめざめと泣く見ず知らずの美青年、箭内稟久(やない・りく、鈴鹿さん)の姿があった。
稟久が救急車を呼んでくれたと知り、お礼を述べるゆりあ。主治医の前田有香(志田未来さん)による手術が成功し、吾良は一命を取りとめるが、いまだ意識不明で、いつ目覚めるか予測できない状態だった。そこへたたみかけるように、稟久から「僕が『抱いてほしい』って言って……こんなことになりました」と衝撃の告白をされる。稟久は吾良の“彼氏”だった。思わず絶句するゆりあ。だが引き続き吾良との面会を許可する。
そんな中、ゆりあは緊急家族会議を開催する。結婚後ずっと同居している吾良の母、伊沢節子(三田佳子さん)をはじめ、自分本位な生活を満喫している吾良の妹の伊沢志生里(宮澤エマさん)、何かにつけて辛口な実姉の泉川蘭(吉瀬美智子さん)と共に、吾良をどういった形で介護していくべきか話し合おうとする。ところが意見は決裂し、ゆりあは考えあぐねた揚げ句、“自宅介護”を選択する。これを機にゆりあの人生は、みるみる激動の一途をたどり……。
ゆりあの人格の“芯”を作った父、長田勝利役で、お笑いコンビ「チョコレートプラネット」の長田庄平さんが出演する。
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