吉永小百合:映画「男はつらいよ」出演時のエピソード 山田洋二監督からの手紙で「とっても気持ちが楽に」 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した吉永小百合さん(左)と山田洋次さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した吉永小百合さん(左)と山田洋次さん=テレビ朝日提供

 映画監督の山田洋次さんと俳優の吉永小百合さんが、9月1日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。吉永さんが、映画「男はつらいよ」に出演した際、山田監督から送られた手紙について語った。

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 黒柳さんが「お二人の出会いは51年前の『男はつらいよ』のマドンナ役で」と紹介。当時、日活に所属していた吉永さんは「五社協定というのがありまして、なかなかよその会社には出られなかったんですけれども、なんとかそれをかいくぐって、(松竹の作品に)出演させていただいて。とってもうれしかったです」と振り返った。

 黒柳さんが「よくうまくいきましたね」と驚くと、山田監督は「僕たちにとっては憧れの大スターですからね。いつか小百合さんに出てほしいなと思い続けていたんです、渥美(清)さんと一緒に。ついに実現したっていうのがその回です」とうれしそうに語った。主演の渥美さんも喜んでいたといい、「『やったー!』って感じですよね」と回顧した。

 吉永さんはその時に山田監督から手紙をもらったという。「遅くまで他の仕事をしてて、撮影所の近くの旅館に泊まって。それで朝スタジオに行くんですね。その時に監督からお手紙が届いていて、『とらやに遊びに来るような気持ちでセットにいらしてください』って書いてあったんです」とほほ笑んだ。

 「私、とても緊張してたんですよ。とらやの皆さんってみんな仲良くって、一人だけぽんと私だけ行っても、どうなんだろうっていう、そんな感じがあったもんですから。(山田監督の手紙で)とっても気持ちが楽になって、楽しく倍賞(千恵子)さんとか皆さんとやることができました。とってもうれしいお手紙でした」と語っていた。

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