海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
福原遥さんが主演するNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第7週(11月14~18日)では、赤楚衛二さん演じる梅津貴司を追って、福原さん演じる岩倉舞と山下美月さん演じる望月久留美の幼なじみの3人が、長崎・五島列島に集結した。撮影が始まってすぐに本当の幼なじみのような関係になったといい、さらに「五島ロケで絆が深まった」という3人が語った。
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舞と貴司と久留美は地元・東大阪の幼なじみで、舞と貴司はお隣り同士、久留美は舞と小学校でウサギの飼育係を一緒にやったのが縁で仲良くなった。舞が大学生になってからも3人で貴司の実家のお好み焼き屋「うめづ」などに集まり、近況を報告したり、悩みを打ち明け合ったりしている。
3人のシーンの息の合わせ方を聞かれた赤楚さんは、「息を合わせようとしたことはなかった」と即答。福原さんは「現場に行って話していたら、すぐに2人と仲良くなれて、そのままの雰囲気で3人で会話をしたら、(幼なじみとして)しっくりきました」といい、山下さんも「いつも3人、こんな感じで変わらないですね」と同意し、笑い合っていた。
本当の幼なじみのように、撮影では3人で助け合うこともあるという。赤楚さんは「助けられてばかりですよ」と深くうなずき、福原さんも「本当にそうですね。毎回現場で緊張するんですが、2人に会うと、安心感がすごくありますし、一緒にご飯に行って思いを共有したりして、とても支えになっています。幼なじみの空気感で3人でいられるので、それが何よりうれしくて、楽しいです!」と声を弾ませる。
山下さんが「他の作品でも、2人の姿を見かけるとうれしくなって、私も頑張ろうって気合が入ります。実年齢だと一番年下(23歳、福原さん24歳、赤楚さん28歳)なので、2人を見習わなきゃいけないなと、勉強になります」と話すと、赤楚さんは「2人そろって舞ちゃんと久留美ちゃんみたい」といい、福原さんも「確かに」と笑った。
ドラマでは舞、貴司、久留美の子ども時代から描かれてきた。自身の幼少期と重なる部分はあるのだろうか。
福原さんは「家族には舞の小さなころとリンクしているとよく言われます。このお仕事を始めたのが小学校1年生のときだったんですけれど、人見知りすぎて、ずっと母の陰に隠れていました。そんなところはとても似ています」と話す。
山下さんも「私も小さいころは本当に人見知りで、全然しゃべれなくて。久留美と同じで一人っ子なので、小学校に上がってからは両親に喜んでもらいたいから、テストで頑張ろう、運動で頑張ろうという気持ちをすごく持っていました。だから久留美ちゃんがお父さんのことが好きで頑張りたいという部分はリンクしているなと思います」という。
一方、赤楚さんは「僕は似ていないですね。どちらかというと(五島列島にいたときの舞の同級生)一太に近いんじゃないかな。竹林や森林公園を冒険していました。ずっと駆け回っているような野生児だったので、貴司くんのような幼少期ではなかったですね」と意外な答えが返ってきた。福原さんと山下さんは「内側は活発なんだ。少年のようだね」と口をそろえ、赤楚さんは「どこ行ってもそう言われるな」とつぶやいていた。
今年5月には五島列島で3人のシーンを撮影した。赤楚さんは「五島ロケで“超仲良し”になりました。それまでは“仲良し”だったけど、五島ロケが終わって、“超仲良し”に。貴重な素晴らしい時間でした」と楽しそうに語る。
福原さんも「五島でみんなの距離が縮まった感じがして。五島の景色、空気、ご飯なども相まって、みんなで心を解放してつながれたから、本当の幼なじみってこういう空気なのかなっていうような3人の空間がそこで出来上がった気がしています。五島の雰囲気って本当に温かくて、皆さん、フレンドリーだったから」と振り返った。
山下さんも「夜になると、星がすごくきれいに見えました。都会で撮影しているときとまた違った開放感というか、いつもと違った場所で撮影できたからこそ、心が開けました。3人でいたのは4日間で、長期間いたわけではないのに、とても長く感じました」と思い返していた。
「フェリーに乗って修学旅行感があった」「カードゲームとかやったね」と3人でわいわいとロケを振り返り、赤楚さんは「それぞれが仕事に対して熱心で、かつ純粋に応援してくれたり、支えてくれたりするピュアなところに救われます。だから皆さんといるんだな、仲良くなれてよかったなって思います」と2人に対して語る。
すると山下さんは「本当に2人には健康で長生きしてほしい」、福原さんも「私も2人には幸せになってほしい」と同意し、「同じ老人ホームに行こうね。約束だよ」と盛り上がっていた。そして最後に、赤楚さんが「BFF(ベストフレンドフォーエバー)ですね!」と締めくくった。
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