地獄の果てまで連れていく:まるで“麗奈”渋谷凪咲? 最終話ラストシーンに視聴者戦慄「恐怖でしかない」「鳥肌立った」(ネタバレあり)

連続ドラマ「地獄の果てまで連れていく」最終第11話の一場面(C)「地獄の果てまで連れていく」製作委員会
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連続ドラマ「地獄の果てまで連れていく」最終第11話の一場面(C)「地獄の果てまで連れていく」製作委員会

 タレントの佐々木希さんが主演を務めるTBSの連続ドラマ「地獄の果てまで連れていく」(火曜午後11時56分、一部地域を除く)の最終第11話が3月25日に放送された。同話では、終盤、麗奈(渋谷凪咲さん)の娘で4歳になったこころ(希歩ちゃん)が墓参りにいくシーンが描かれ、SNSで反響を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 最終話では、紗智子(佐々木さん)と誠(井上祐貴さん)は、14年前、紗智子が麗奈に刺された音楽室で麗奈を見つける。紗智子は麗奈に自首を勧めるが、麗奈は不思議そうな表情を見せる。そして紗智子を姉のように慕っていたと語り、一緒に過ごした時間を回顧しながら口先だけの謝罪を述べた後、ハサミを手にする。だが誠がその腕を止め、誠は麗奈が紗智子の父を殺した理由を語り出す。

 麗奈が紗智子の父を殺したのは、誠の母親が死んだ事件を取材していた紗智子の父とその同僚によって真相が明るみに出て、誠がそれを知ることになるのを防ぐためだった。怒る紗智子を一蹴する麗奈は、ハサミを手に紗智子に襲いかかる。だがその時、誠が間に入って麗奈に刺されてしまう。誠を殺してしまった麗奈は涙を流して激しく取り乱す。

 誠を失い、望み通り麗奈に生き地獄を味わわせることに成功した紗智子は、「成功したはずなのに、何かまだ腑に落ちない、すっきりしない!」と叫ぶ。そして麗奈を抱きしめ、「生きて。私が麗奈ちゃんのこと、完全に許せる日が来るまで、しっかり罪を償いながら生きて! いつか化け物もママになれるって証明して!」と訴え、その未来を信じてこころを預かると話す。麗奈は、こころの耳の形が誠にそっくりだと気づき、「そっか、そうだよね。だってこころは、私と誠の……」と号泣し……と展開した。

 同話ではその後、服役する麗奈の姿と、紗智子とこころが誠の墓参りをするシーンが描かれた。帰り道、道にいた蜘蛛(くも)を踏みつぶそうとするこころは、紗智子になぜ踏んでしまうのかと聞かれると「だって、だって面白いじゃん!」と答える。紗智子が「でも、虫さん死んじゃうよ?」と言うと、こころは「別にいいんだよ、死んでも」と返し、紗智子は一瞬、言葉を失う。

 だがその後、紗智子は「家に帰って、一緒に考えてみようか。虫さんが、なんで頑張って生きているのか、死んでしまったらどうなるのか」とこころに話し、手をつないで歩きだす。最後は、紗智子と手をつないで歩くこころの満面の笑顔で幕を閉じるのだった。

 SNSでは、虫をためらいなく殺そうとし、麗奈のような笑顔を浮かべるこころに戦慄(せんりつ)する声が続出。「ラストシーン、鳥肌が止まらない!」「麗奈にそっくりな人格になってて最後まで恐怖でしかない」「ぞくぞくした」「お母さんそっくりな笑顔」「後味悪すぎる」「鳥肌立った」などのコメントが集まっていた。

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