あんぱん:【登場人物紹介】柳井嵩に“生き方”教える 芸術学校の教師・座間晴斗 山寺宏一が4作目の朝ドラ

3月31日スタートの連続テレビ小説「あんぱん」で山寺宏一さん演じる座間晴斗 (C)NHK
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3月31日スタートの連続テレビ小説「あんぱん」で山寺宏一さん演じる座間晴斗 (C)NHK

 今田美桜さん主演の2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」。「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、小松暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデルの「愛と勇気の物語」となる。ドラマは3月31日スタート。ここでは、山寺宏一さん演じる座間晴斗を紹介する。

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 ◇やなせたかしさんの恩師がモデル?

 座間晴斗は、柳井嵩(北村匠海さん)が通う芸術学校の教師。嵩にとって生き方、人生の考え方の基本を教えてくれた恩師。座間役の山寺さんは2018年度前期の「半分、青い。」、2019年度前期の「なつぞら」、2021年度前期の「おかえりモネ」に続く、4年ぶり4回目の朝ドラ出演となる。

 昨年11月の出演発表の際、山寺さんは「まず、この作品に出演できることをとても光栄に思います! 36年前『それいけ!アンパンマン』のばいきんまんのオーディションには落ちたものの、めいけんチーズ役としてレギュラーになれたことに感謝です。座間晴斗は、やなせ先生の恩師がモデル。型にとらわれず本質を見抜き、学生たちに真の自由を説く、当時としては希有(けう)な先生だと思います。ドラマでは、飄々(ひょうひょう)としながらもユニークでおちゃめな面が加わっているような……。やなせ先生への感謝を込めて、この役に全力で取り組みたいと思います!」とコメントしていた。

 ◇ドラマの脚本、語り、音楽、主題歌は?

 ドラマでは、朝田のぶ(今田さん)と柳井嵩(北村匠海さん)の“何者でもなかった二人”があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く。

 脚本は、「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズなどで知られる中園ミホさんが手掛ける。語りをNHKの林田理沙アナウンサーが務め、音楽を作曲家でミュージシャンの井筒昭雄さんが担当。主題歌には、ロックバンド「RADWIMPS」の新曲「賜物(たまもの)」が決定している。

 3月31日からNHK総合、月~土曜午前8時ほかで放送される。

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