おむすび:なっちゃんに厳しい豊岡部長の本心が明らかに 視聴者「ツンデレ上司だったか」「やはり悪い人ではなかった」

連続テレビ小説「おむすび」第110回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「おむすび」第110回の一場面(C)NHK

 橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第110回が3月7日に放送された。同回では、“なっちゃん”こと菜摘(田畑志真さん)に厳しく接していた上司・豊岡(隈本晃俊さん)の本音が明らかになり、視聴者の間で話題になった。

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 第110回では、コンビニチェーンの商品開発部で働く菜摘が、結(橋本さん)と共同開発した高齢者向けの弁当を豊岡らにプレゼンする。結の上司の塚本(濱田マリさん)と管理栄養士の土屋(森優作さん)は弁当の出来栄えを絶賛するが、豊岡だけは「これだけやったら、この弁当を上に上げることはでけへん」と厳しい評価を下す。

 菜摘は「承知しております。そこで、こんな案を考えてみました」と言い、資料を配布。高齢者の健康な状態と要介護状態の間の段階を指す「フレイル」を予防することの大切さを知ってもらうキャンペーンを提案し、「これから日本は超高齢社会がさらに進みます。低栄養を防ぎしっかりご飯を食べる大切さを伝えることや、広く栄養の知識のアップデートを促すことは、食を取り扱う企業としてとても意義のあることではないでしょうか」と力説した。

 豊岡は「ええやないか。これは、やる意義がある試みだ。うちの会社だけやなく行政も巻き込んだら、大きいプロジェクトになるかもしれへん! よう自分で気ぃ付いたな、佐久間」と褒めた。菜摘は以前、豊岡から「会社としてゴーは出されへんな。このままやったら」と指摘されたことがあり、自身で考えた結果、この結論にたどり着いたという。

 塚本が「な~んや、豊岡部長。部下思いの方やったんですね。それやったらもうちょっと優しいしてあげたらええのに」と言うと、豊岡は「彼女は見どころがあるので、厳しく教えてきたつもりやったんですけど」と説明。塚本が「今、令和ですよ。教え方も時代と一緒に変わってきてんちゃいます?」と伝えると、豊岡は「そうかもしれませんね」と素直に受け入れ、「米田先生、お忙しい中、うちの佐久間に何度も付き合っていただき、ありがとうございました」と結に頭を下げた。

 豊岡の菜摘への厳しい態度の理由が明らかになり、SNSでは「豊岡部長も想定内のツンデレ上司だったか」「豊岡部長が厳しくしてたのはなっちゃんを見込んでのことだった。やはりただ態度の悪い人ではなかったね~」「豊岡部長は認めたらキチンと頭下げられる良い人だ」「塚本さんに令和仕様の部下教育をチクリとされる豊岡部長。なんか可愛かった」といった声が上がっていた。

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