119エマージェンシーコール:「この仕事で一番怖いことって何だと思う? 慢心だよ」 “兼下”瀬戸康史の一言が「しびれる」「勉強になる」と話題に(ネタバレあり)

“月9”ドラマ「119エマージェンシーコール」第6話の一場面(C)フジテレビ
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“月9”ドラマ「119エマージェンシーコール」第6話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の清野菜名さん主演の“月9”ドラマ「119エマージェンシーコール」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第6話が、2月24日に放送された。瀬戸康史さん演じる指令管制員の兼下が、「この仕事で一番怖いことって何だと思う? 慢心だよ」と、粕原(清野さん)に伝える場面があり、SNSで話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 司令センターに、社長が胸を刺されたという通報が入る。上杉(酒井大成さん)が対応していたが、通称“伝説(レジェンド)の指令管制員”である堂島(佐藤浩市さん)が代わりに対応することになる。何らかの理由で通報者が話せない状況が疑われるも、上杉は次々と質問を続けていたからだった。

 堂島は、「はい」や「いいえ」で答えられる質問を続け、現場にパトカーと救急車を向かわせることに成功。犯人と思われる男性が現行犯逮捕されることになった。

 そんな中、兼下は「この仕事で一番怖いことって何だと思う?」と粕原に聞いた。粕原が答えられずにいると、兼下は「慢心だよ。どれだけ慣れてたって、経験があったって、同じ対応で済む通報なんて一つもない。それがわかっているのと、わかっていないのとじゃ大違いだ」と伝えた。

 一方、上杉は、堂島の元へ向かい「さっきはすみませんでした」と謝罪する。「お前あれだな、人間なめすぎだな」と上杉に告げた堂島は、「100の通報があれば100通りの背景があるんだ。それをたかだか二十数年生きただけのお前に、完璧な対応ができるわけねぇだろ。60年ちょい生きた俺でも、たまに驚かされることがあんだからよ」と諭した。

 「じゃあ、どうすれば?」という上杉に、堂島は「ひたすら聞くんだよ。通報者の声を、音を。その上で想像力を使って、自分の引き出しから言葉を選ぶ。それが正しいことを祈りながらな。それを繰り返し、繰り返して、対応力を培うんだ」とアドバイスを送った。

 SNS上では、「瀬戸康史さんの鋭いひと言、しびれる!」「このドラマ、仕事について勉強になる。慣れると慢心になりやすく、自分が正しいと勘違いする。周りの話を聞いて、勉強することを年齢関係なく学ぶことが大事だと気付かされた」「慢心してはいけないとか、同じ内容の電話でもバックグラウンドは違うとか、すごく参考になりました」「この仕事で一番怖いことは『慢心』というセリフがありましたが、他の職業でも当てはまるなぁと見ていて思いました」といった感想が書き込まれた。

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