海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第48回が、12月4日に放送された。同回では、阪神・淡路大震災の被災地に駆け付けた結(橋本さん)の祖父・永吉(松平健さん)の行動に、視聴者の注目が集まった。
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第48回では、結は、専門学校の同級生と共に阪神・淡路大震災の当時、何が炊き出しで作られていたのか、さくら通り商店街の面々に聞き取り調査をしていた。具材が意外にもあったことに驚いた森川(小手伸也さん)が、「お豆腐なんて一番手に入りにくそうな気がするんですが」と言うと、聖人(北村有起哉さん)は苦い顔をして、食材を集めるために永吉が奔走したことを思い出す。
地震発生から7日目に、福岡・糸島から神戸に駆けつけた永吉は、結たち家族が身を寄せていた避難所にたどり着く。永吉は「ホントはお菓子やら食べ物いっぱい車に積んできたとばってん、お前ら捜すためにいろんな避難所回っとる間、配ってしもうて……」と告げた。
その後、永吉は避難所に届いたわずかな食材を目にする。聖人が「これでも回ってきた方や」と説明すると、避難所の窮状を知った永吉は「食材ば集めてくる」と言い残し、避難所を後にした。
翌日、永吉は大量の豆腐が入ったバケツを両手に持って避難所に戻ってくる。兵庫県三田市の豆腐屋から分けてもらったといい、「そこのご主人が言いよった。自分もなんか手助けしたいばってん、行ったら迷惑なんやないかって」と伝える。それを聞いた神戸市役所の職員・若林(新納慎也さん)は、「市の方で協力呼びかけてみますわ」と返した。
その後も永吉は、大量の野菜や魚、煮干しなどを集めてきたといい、愛子(麻生久美子さん)は当時を振り返り、「あの時のおじいちゃん、頼もしかったなあ」としみじみ語った。その場に居合わせていた福田(岡嶋秀昭さん)も、「そのおかげで、若い人たちがどんどん食材届けてくれるようになってな」と回顧した。
SNSでは「永吉さんあんたすげえよ……」「永吉さんの行動力が素晴らしすぎる」「本当のヒーロー」「男前すぎる」「永吉さんかっこよすぎるんだが。マジ上様」といった声が上がっていた。
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