海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第29回が、11月7日に放送された。同回では、ヒロイン・結(橋本さん)の姉・歩(仲里依紗さん)が、高校時代に突然ギャルになった理由を明かし、視聴者の間で話題になった。
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第29回では、歩は結に、急にみんなで神戸に行こうと言ったことを謝罪。歩は阪神・淡路大震災で亡くなった親友・真紀(大島美優さん)の墓参りに行きたいと思っていたが、一人で行く勇気がなく、家族と一緒なら行けると思ったのだと説明。歩は「あの日から……真紀ちゃんがいなくなったこと、どうしても認めたくなくて……」と打ち明けた。
震災後、家族で糸島に移住してもその気持ちは変わらず、地震がなかったように過ごす同級生を受け入れられなかった歩は、中学校に行けなくなってしまったと振り返った。
そして、歩は結に、高校時代に突然ギャルになったのは、真紀とある約束をしていたからだと告白。回想シーンでは、生前の真紀が、高校卒業後に上京し、雑誌のモデルになるのが夢だと歩に話す場面が描かれた。真紀は「うちと東京行って、一緒にギャルやらへん?」と歩を誘い、共に夢を実現させようと約束した。
歩が初代総代を務めた「博多ギャル連合(ハギャレン)」が掲げている「ギャルの掟(おきて)」も真紀の口癖だったといい、歩は「私がやってきたことは、全部、真紀ちゃんがやりたかったこと。ただ、真紀ちゃんの人生を生きただけ」と語った。
SNSでは「涙腺崩壊」「歩は常に真紀ちゃんと一緒に生きてきたんだな」「歩が言った『自分がやってたギャルはニセモノ』の意味がようやくわかった」「すべてつながった」「点が線になっていってステキな脚本だな」といった声が上がっていた。
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