橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「おむすび」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第25回が、11月1日に放送され、結（橋本さん）の父・聖人を演じる北村有起哉さんの演技に、視聴者の注目が集まった。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　第25回では、聖人が実行委員長を務めた糸島フェスティバルの打ち上げが米田家で行われた。すっかり泥酔した聖人は、阪神・淡路大震災で被災した当時のことを思い出しながら、世話になった神戸の人を放っておけなかったと明かし、「そのせいで家族後回しにして、地震で傷ついた歩や結のこときちんと考えてやれなんかったって。だけん……だけん、歩がグレたのは俺のせいたい」と自分を責めた。

　聖人は、ギャルになってしまった娘・歩（仲里依紗さん）への思いを吐露。歩にウザいと言われても、天神まで歩を捜しに行ったり、最寄りの駅まで迎えに行っていたと振り返り、「やり過ぎとったのは分かっとうよ。やけど……俺やって、なんしてやったらいいか分からんで……。なのに、結も同じことばして、結まで不良んなって……。俺はもう父親として情けんなか……」と慟哭（どうこく）し、そのまま倒れ込むように眠りについた。

　北村さんの演技に、SNSでは「圧巻」「朝からすごいものを見た」「今日の回ボロボロ泣いた、北村有起哉さんの演技超よかった」「九州の田舎のお父さんの解像度高すぎてすごい」「もはや北村有起哉さん主役だろこれ」など、絶賛の声が上がっていた。