海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第152回が、NHK・BSプレミアムで9月26日に再放送された。駅長の大吉(杉本哲太さん)が安部ちゃん(片桐はいりさん)と再婚の決意を固め、プロポーズする場面があり、視聴者から祝福の声が多数寄せられた。
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同回では、7月1日の北鉄の運行再開を前に、試運転が無事に済んだら大吉は安部ちゃんにプロポーズしようと決心する。地元の幼なじみの2人は、22年前に結婚するも、半年(2クール)で別れていた。
天野家で北三陸の仲間とその話をしていた大吉は、再婚を決意した理由を「若え頃、若気の至りでくっついで離れたが……。知らねえ仲じゃねえし、今さら年も世代も違う、ゴーストバスターズも知らねえ若い娘っ子と所帯持つなんて面倒くせえ」と吐露する。
それを聞いた鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)は「それは、さすがに安部ちゃんに失礼じゃないかしら」というが、アキ(のんさん)は「震災婚だの授かり婚だの、何かと理由がねえとくっつかないのが大人だべ? だったら面倒くせえ婚だって、立派な理由だと思う」といい、2人はお似合いだと太鼓判を押す。
夏ばっぱ(宮本信子さん)が「安部ちゃんが好きか?」と尋ねると、大吉は悩みながら、「好きだから、幸せになってもらいてえから悩むんです。元夫婦間の友情を壊したくねえんです。春ちゃん(小泉今日子さん)も好きだ、鈴鹿さんも……でも俺はやっぱり、安部ちゃんなんです」といい、「まめぶと一緒です。甘いのか辛いのか分かんねえのに、だんだん好きになってしまった。理由なんか忘れちまった」と正直な気持ちを明かした。
翌日、試運転の車両に大吉が乗り込もうとすると、なぜかアキの姿を見かける。そして、走り出した列車の窓から大吉が顔を出すと、沿道の人たちが笑顔で列車を見ているのに気づく。副駅長の吉田(荒川良々さん)に「見ろよ。みんなの笑顔。試運転だっつうのに、こんなに温かく迎えられるとはな」と「みんな北鉄が好きなんだな」と感激する。鈴木のばっぱ(大方斐紗子さん)にいたっては、指さして大笑いしているため、大吉は「笑いすぎでねえか?」とさすがに疑問に感じていた。
そのころ、安部ちゃんは喫茶「リアス」にやってきた。アキがわざとらしく「じぇじぇじぇ、安部ちゃん、あれ見て」と試運転から帰ってきた車両を指さすと、そこには「安部ちゃんオラど結婚してけろ!大吉」と大きな文字で書かれていた。
プロポーズする決意を固めてリアスに入ってきた大吉が、「落ち着いて聞いてけろ。おらともう一度……」と言いかけ、外を見ている安部ちゃんが視線の先に目をやると、その文字を見つけ、「じぇじぇじぇ!」と驚く。すると、ひろ美や夏ばっぱらが乱入してきて、クラッカーを鳴らして祝福。大吉は「まだ(プロポーズを)言ってねえよお。言わせてよ」と困惑しつつもうれしそうだった。
SNSでは、「すげえ泣いた~みんな笑顔。温かい回だったな~。大吉っつぁん安部ちゃん、おめでとう!」「何より大吉っつぁんと安部ちゃん、お似合い」「やべ~大号泣回だわ」「まめぶのような関係性。大吉っつあんと安部ちゃんお幸せに~」「おめでとうしかいえない!!!」「さすがクドカンだ。大吉っつぁんのプロポーズも涙と笑いにしてくれる」といった声が続々と上がった。
また、「2人の幸せをみんなが祝っているのを見たら最終回が近づいてきて寂しい」「今週は毎日、『あまちゃん』見て泣いてる」「最終話、絶対号泣しちゃう」と再放送だが“あまロス”を心配する声もあった。
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