中島健人:芸術大学の実習に参加して涙!? WOWOW「映画の旅人」台湾編が5月スタート 番組史上「最高級の演技体験ができた」(コメント全文)

「中島健人 映画の旅人」のキービジュアル=WOWOW提供
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「中島健人 映画の旅人」のキービジュアル=WOWOW提供

 中島健人さんがMCを務めるWOWOWの映画情報番組「中島健人 映画の旅人」の台湾編が、5月と6月の2回に分けて放送・配信されることが4月10日、分かった。中島さんは、台湾で活躍する映画人を多く輩出している国立台北芸術大学の授業に参加するほか、台湾屈指のヒットメーカー、チェン・ユーシュン監督にインタビューする。

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 今や台湾文化の一つとなっている台湾映画。1980年代から1990年代にかけて起きたムーブメント“台湾ニューシネマ”が、映画発展の転機となった。商業ベースでの映画作りとは異なり、台湾社会をより深く掘り下げたテーマの映画作品が生まれ、ホウ・シャオシェン監督やエドワード・ヤン監督らが世界で評価されるようになった。台湾映画に日本人キャストが出演するようになったほか、2024年には台湾と日本の合作映画「青春18×2 君へと続く道」(藤井道人監督)がヒットした。

 番組では、国立台北芸術大学を訪問した中島さんが、ここの大学院で学びながら台湾を拠点に監督、俳優として活躍している北村豊晴さんに出会う。中島さんは北村さんと共に、俳優志望者と監督志望者が参加する映画学科のワークショップに加わる。中島さんはそこで涙する場面も……。

 さらに、1995年にスイスのロカルノ国際映画祭で青豹賞を受賞した「熱帯魚」や、2020年に第57回金馬奨で作品賞を含む5部門に輝き、2023年に日本でもリメークされた「1秒先の彼女」などを手掛けた台湾屈指のヒットメーカー、チェン・ユーシュン監督にインタビューする。

 人気観光スポット「九份(キュウフン)」やローカル朝市「雙連朝市(シュアンリェンザオスー)」、台北で最も有名な寺院の一つ「龍山寺(ロンシャンスー)」にも訪れ、絶品の台湾飯も紹介する。

 「中島健人 映画の旅人」台湾編は第7回と第8回として放送・配信。第7回は5月1日午前0時にWOWOWオンデマンドで先行配信。5月11日午前0時からWOWOWプライムで放送される。第8回は6月1日午前0時にWOWOWオンデマンドで先行配信。6月8日午前0時からWOWOWプライムで放送される。

 また、5月1日正午から「台湾編スタート記念!インド編&タイ編 全6回一挙放送」がWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで放送・配信される。

 ◇ 中島健人さんのコメント

 ーー「台湾×映画」について、台湾を訪れる前の印象と訪れた後の印象を教えてください。

 台湾映画に対して派手なイメージがありましたが、現地に行くと真逆で、繊細かつ緻密な映画作りを行なっていることがよくわかりました。繊細さと緻密さというのは台湾映画の優しさを表現している理由なんだと思いました。

 ーー国立台北芸術大学でのロケはいかがでしたか?

 「映画の旅人」史上、最高級の演技体験ができたと思っています。

 ーーチェン・ユーシュン監督とのインタビューはいかがでしたか?

 「祝宴!シェフ」「1秒先の彼女」など数多くの名作を撮られている方なので、迫力のある方なのかなと思いましたが、とても親切で丁寧な方で、お話をしていて言葉だけでなく、お互いジェスチャーで思いが伝えあえる楽しい時間になったと思います。

 ーー台湾編の見どころと視聴者にメッセージをお願いします。

 台湾でロケをしてみて、芝居の面白さに改めて気づかされました。そんな中島健人をぜひ楽しんでいただきたいですし、台湾の映画製作に関わるすべての方々の優しさに触れ合える回になっていると思います。

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