あまちゃん:“鈴鹿ひろ美”薬師丸ひろ子が1984年で時が止まった春子の部屋へ クライマックスへの気持ち作る「来週で終わっちゃうのね」

のんさん(左)と薬師丸ひろ子さん
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のんさん(左)と薬師丸ひろ子さん

 のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第150回が、NHK・BSプレミアムで9月23日に再放送された。チャリティーリサイタルのため前乗りで北三陸にやってきた鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)が1984年で時が止まった春子の部屋で「気持ちを作る」と決心する場面があり、話題になった。

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 同回では、2012年6月30日に開かれるリサイタルのため、鈴鹿ひろ美が前乗りして6月18日に北三陸にやってきた。同じタイミングで北三陸に戻ってきた忠兵衛(蟹江敬三さん)に、ひろ美は東京で夏ばっぱ(宮本信子さん)に歌手の橋幸夫を引き合わせたことを話してしまう。

 その後、天野家では忠兵衛やひろ美の歓迎の宴が開かれた。そこで忠兵衛は「亭主の留守中にだと?」「不貞だ。今すぐ出て行け!」と騒ぎ立てるが、夏ばっぱは相手にしない。

 アキから地震があったのになぜ帰ってこなかったのか聞かれた忠兵衛は、無線で無事が確認できたこと、また陸(おか)が大変なときには海に出た自分たちが稼いで陸の人たちを助けなくては、と言い切り、ひろ美から「かっけー」と感心される。ユイ(橋本愛さん)も天野家にやってきて、ひろ美の隣に座り、ドラマの話で2人で盛り上がった。

 その夜、アキを探してひろ美が春子の部屋にやってきた。ひかる一平のジャケットを見て「やだ、懐かしいったらありゃしない」と楽しそうに周囲を見回す。

 アキはここで春子(小泉今日子さん)とガールズトークをしたり、ユイと将来の夢を語り合ったと懐かしみ、「こういう部屋で見た夢を鈴鹿さんみたくかなえられる人って一握りなんだよなあ」と伝える。

 するとひろ美は「明日からこの部屋使っていいかしら」「気持ち作るにはもってこいだわ」といい、驚くアキに「いいのここで。ここがいいの」とベッドに寝転がって部屋の雰囲気にひたっていた。

 SNSでは、「1984年で止まった春子の部屋に鈴鹿さんが入るところでまた泣いた。もう来週で終わっちゃうのね」「ひろ美が春子の部屋で過ごすことで若春子と一体になっていくんかな」「あの部屋での若春子さんの残留思念がクライマックスの奇跡を呼んだのか」「青春時代の熱くたぎる思いが詰まった春子の部屋。物語を大きく動かした者全員がそのパワーを受け取る。泣くなってのが無理でしょ」「鈴鹿さんもこの部屋で初心に帰ったんかな」とさまざまな声が集まった。

 また春子の部屋の回想シーンで、若い頃の春子(有村架純さん)がアイドルを夢見て履歴書を準備したり、オーディションの予行練習をする場面があり、「若き春子、本当にかわいい~!!」「有村架純の演技がとっても光っている」といった声もあった。

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