海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第116回が、NHK・BSプレミアムで8月15日に再放送された。夏ばっぱ(宮本信子さん)は鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)のコネで憧れの人、橋幸夫に会う。橋幸夫さん本人の登場に驚きの声が上がるととともに、46年前の夏(徳永えりさん)のことは覚えていても、25年前の鈴鹿ひろ美のことを覚えていない橋幸夫に、視聴者から「なんでー!?」「記憶回路どうなってるんだ」という声が並んだ。
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同回では、東京にやってきた夏ばっぱは、ひろ美と無頼鮨で初めて顔を合わせる。
会話の中でアキ(のんさん)が、「問題は、どこさ行ったら幸夫に会えるかだな」と夏ばっぱの憧れの人、橋幸夫に会う算段はないかと思案していると、ひろ美は「私、知ってるけど」「橋さんですよね。共演したこと、あります」と明かす。
なんと、ひろ美のデビュー作となった映画「潮騒のメモリー」に橋幸夫が友情出演していた。“友情”と聞いて、アキが「おらにとっても友達の友達だな」と反応すると、ひろ美は「友情出演っていうのはね、本来ならこんな小さな役でご出演願うのは申し訳ないんですが、一つ、友情に免じてご出演いただけませんか?という意味なんです」と業界用語を説明する。
ひろ美は当時、舞台あいさつで橋幸夫の名前を間違えて「幸橋夫」と呼んでしまったことを思い出し、夏ばっぱに便乗して昔のことを水に流してもらおうと、橋幸夫と夏ばっぱをテレビ局の楽屋で引き合わせる。
橋幸夫は、ひろ美と共演したことを覚えておらず、ひろ美に「初めまして」とあいさつし、名前を「鈴木さん」と間違えて呼んだが、夏ばっぱの姿を見つけると、「なっちゃんだよね、北三陸の海女さんの」と声をかけ、体育館で一緒に歌ったことも覚えている様子だった。
その後、無頼鮨に橋幸夫もやってきて、夏ばっぱと「いつでも夢を」をカラオケでデュエットした。
SNSでは「『幸橋夫』というそっくりさんが橋幸夫として出演しているのかと思ってた」「橋幸夫いい人」と本人出演に驚く声とともに、その記憶力に「なんでー!?」「橋幸夫の記憶回路はどういう構造になってんだ!!」「(夏は)それほど強い印象だった。まさにアイドル」といった声も上がった。
また、橋幸夫に会いに行くときの夏ばっぱの服装について、「憧れの橋幸夫に会いに行く夏ばっぱの着物が上品なウニ柄なの好き」「夏ばっぱウニの着物だ(笑い)」と気づいた視聴者もいたようだった。
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