海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第91回が、NHK・BSプレミアムで7月17日に再放送された。北三陸に“帰省”したアキ(のんさん)が、ユイ(橋本愛さん)と言い合いになるシーンで、アキの名ぜりふ「ダサいぐらいなんだよ、我慢しろよ!」が飛び出し、視聴者の間で話題になった。
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同回では、ユイから海女カフェに呼び出されたアキ。「潮騒のメモリーズ」として「海女~ソニック」で歌ったステージを思い出し、「楽しかったね」とアキが懐かしむと、ユイは「楽しくなかった。私は、全然。消したい過去」と投げやりにこたえる。
ユイの父の功(平泉成さん)も退院したことだし、「東京おいでよ」と誘うアキに、ユイは「もうアイドルとか、どうでもいい」といい、「あきらめたわけじゃなくて冷めたの、完全に。だってダサいじゃん」と吐き捨てるように言う。ユイはミス北鉄としてテレビに出たりした過去を「汚点」といい、アキに「ぜいぜい頑張って」と一方的に告げる。
するとアキは「そりゃねえべ、ユイちゃん、あんまりだ。ずっと待ってたんだぞ、ユイちゃんのこと」と訴え、「それなのになんだよ、冷めたって」「ダサい? そんなの知ってるよ」「ダサいけど楽しいから、ユイちゃんと一緒だと楽しいからやってたんだよ」と続け、「ダサいくらいなんだよ、我慢しろよ」と告げた。
そして、代わりにユイが東京にいけばよかったのにというアキに、ユイは「軽々しく言わないで!」と激怒し、東京行きの切符を破り捨てた。
その後、駅舎に戻ったユイに春子(小泉今日子さん)が声をかけると、「アキちゃんを傷つけちゃった」とユイは春子の胸で涙を流していた。
SNSでは、「今日のあまちゃんほんと切ない」「今日のあまちゃんは神回」「泣いた」「10年前よりしみた今日の回」「何度見ても屈指の名シーン」といった声があった。
また、アキのせりふ「ダサいぐらいなんだよ、我慢しろよ!」に対して、「聞けてよかった。いいせりふだよね」「作品を代表する名言よね」「のんちゃんと同じく、このせりふはズギャンときた10年前」「震えるほどしみる」「半年の中で一番好きなせりふ」といった声が続々と上がった。
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