海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第61回が、NHK・BSプレミアムで6月12日に再放送された。実はスカウトマンだった水口(松田龍平さん)に誘われて、オーディションを受けるため東京へ行こうとしたユイ(橋本愛さん)。北三陸の人々に止められ、「私の気持ちはどうでもいいんですか!」とキレた様子に、駅長の大吉(杉本哲太さん)は25年前に春子(有村架純さん)が町を出て行ったときとダブらせ、視聴者の間でも話題になった。
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同回では、北三陸の人たちに東京行きを止められたユイは「私の気持ちはどうでもいいんですか!」とキレる。
ユイは「私の東京に行きたいという気持ちとか、アイドルになりたいという子供のころからの夢とかは、聞いてもらえないんですか? そんなに町おこしが大事なんですか?」といい、「だから嫌だったんです。ミス北鉄なんて。こうなるの分かってたから。私、北鉄がどうなろうと、町がどうなろうと、どうでもいい! 関係ない!」と続ける。
兄のヒロシ(小池徹平さん)が「それぐらいにしておけ」と制止するも、ユイは「だって本当のことだもん。もちろん皆さんのこと好きだし、田舎をバカにしているわけじゃないけど。でも、これ以上犠牲になるのは嫌! こんなところで一生終えるなんて、ありえない!」と言い捨ててその場を去った。
翌日、喫茶「リアス」で大吉は「昨日のユイちゃんの言葉、胸にささった」「25年前に春ちゃんがこの町を出てったときとダブったべ」と回想すると、春子も「私も。昔の自分を思い出して息が詰まった」と思いをはせていた。
SNSでは、「大吉っつあん、ユイと25年前の春子ダブる。春子もユイに昔の自分を思い出す」「ユイちゃんがキレるまで、なぜこの町の人達は25年前の春子と同じ構造だと気づかない?」「25年前の春子とユイちゃんがおんなじだ」「春子にはユイの言葉は重い……」と大吉と同様にユイを25年前の春子とダブらせる声が続々と上がった。
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