海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の再放送の第46話が5月25日、BSプレミアムで放送された。種市先輩(福士蒼汰さん)がアキ(のんさん)とたき火にあたりながら話しているときに、「潮騒って、三島由紀夫だべ」といい、「その火を飛び越えて来い!」というせりふがあることを説明。するとアキは熱っぽい目で「その火を、飛び越えます」とハートに火が付いていた。
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同回では、種市から「大事な話がある」と言われたアキは、デートの誘いかと思い、喜んでスナック「梨明日」から飛び出していく。
2人で北鉄の車庫に入り、お座敷列車に改装中の車両の中で話していると突然明かりが消える。その後、車両の外でたき火にあたりながら話を続けることに。
アキが、お座敷列車で歌う「潮騒のメモリー」を突然歌い出すと、「いきなり大きい声出すから、完全にぶっ壊れたと思ったべ」と驚く種市だったが。「潮騒って三島由紀夫だべ」「三島の恋愛小説で、映画化もされた名作だ。『その火を飛び越えて来い!』ってのは、その中のせりふだ。そのあと、2人は抱き合うんだ」と説明する。
すると、2人は見つめ合い、なにやらおかしな雰囲気に。そこで副駅長の吉田(荒川良々さん)が忘れていった携帯電話が鳴る。
携帯を取りに行って「誰のだこれ?」と拾い上げた種市が、ふとアキの方を見ると、アキはたき火の反対側にいて、「その火を飛び越えて来いって意味ですよね! 先輩。天野、行きまーす!」といい、「お前が飛ぶのか!」と驚く種市に向かって「飛びます!」と走ってくる。
だが、アキより一瞬早く吉田が火を飛び越え、種市を突き飛ばして、携帯を拾い上げると、壁のポスターを懐中電灯で照らして、「火の用心」と告げる。2人はぼうぜんした様子で「すみません」とその場にたたずんでいた。
SNSでは「三島由紀夫の『潮騒』に持っていくか」「ずぶん先輩による三島由紀夫『潮騒』の解説」「『潮騒』って三島由紀夫だべ。そこそこ学のあるずぶん先輩」といった声や、「『お前が飛ぶのか?』 実際の『潮騒』では女が叫んで男が飛ぶのだったな」「三島由紀夫がらみか潮騒のメモリー」「三島由紀夫からの潮騒だったのか!」といったコメントが続々と上がった。
またその後の展開について、「種市くん、潮騒のメモリー聴いて、三島の『潮騒』思い出したらあかんて。やっぱりアキちゃんに火が付いた」「その火を飛び越えたのは……! じぇじぇ!!」といった声もあった。
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