あなたを奪ったその日から:「もう二度と離さない」“紘海”北川景子の葛藤と決断シーンに視聴者「泣ける」(ネタバレあり)

連続ドラマ「あなたを奪ったその日から」第2話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「あなたを奪ったその日から」第2話の一場面=カンテレ提供

 俳優の北川景子さんが主演を務める連続ドラマ「あなたを奪ったその日から」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第2話が4月28日に放送された。旭(大森南朋さん)の次女・萌子(倉田瑛茉ちゃん)を図らずも誘拐してしまった紘海(北川さん)が、萌子を家に帰そうとしつつも決断できずに葛藤するシーンが描かれ、SNSで反響を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 第2話は、知らぬ間に車に乗り込んでいた萌子を自宅へ連れ帰った紘海は、旭に復讐(ふくしゅう)するためにその命を奪おうとする。だが、萌子に亡くなった娘の姿を重ねてしまい、できずにいた。その頃、萌子の安否を心配する旭は、いなくなったときの状況を刑事に説明していた。

 梨々子(平祐奈さん)の家庭教師の玖村(阿部亮平さん)は、家の近くで不審な女を見たと証言する。刑事から心当たりを聞かれた旭が考えあぐねていると、望月(筒井道隆さん)の脳裏にある人物の顔が浮かぶ。

 一方、紘海は自分のことを母親だと勘違いしている萌子の気持ちを利用し、「お母さん」と呼ばせる。そんなとき、隣の部屋に引っ越してきたガールズバーの店員、野口初芽(小川李奈さん)があいさつにきて、萌子の声を聞かれてしまう。その場はやり過ごすものの不安になった紘海は、夜、ひと気のない海へと車を走らせ、萌子の靴などを捨てる。

 その後、紘海は、萌子に「見つかっちゃいけないゲーム」と言い聞かせて帽子をかぶせて顔を隠し、食料品を買いに外出する。家に帰り、萌子と仲良く食事をする紘海だったが、旭に復讐するために萌子を利用するのは間違いだと考え始め……と展開した。

 紘海は萌子を家に帰すため、交番の前に萌子を連れていく。そして萌子に交番前に立つ警察官のところへ行くように促すが、紘海が一緒に来ないと知った萌子は、紘海に「悪い子だから、捨てるの?」と問いかけて「お母さん」と呼び続ける。

 紘海は萌子に背中を向けたまま、「分かってる。今ここでこの手を……この手を伸ばしたら、もう、二度と引き返せない」とこぶしを握り締めて葛藤するが、最後には萌子を抱きしめ、泣きながら「萌ちゃん。お母さん、もう二度と離さない」と伝えた。

 SNSでは、紘海の葛藤と決断のシーンに感動の声が続出。「泣くわ……」「あーそうなるよなああ!」「無理泣く」「葛藤からの決意、泣ける……」「こんな言われたら無理よね」などのコメントが並び、話題になった。

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