キャスター:「報道は真実の奴隷じゃない」 二転三転するストーリーが話題に(ネタバレあり)

「キャスター」第1話の場面カット(C)TBS
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「キャスター」第1話の場面カット(C)TBS

 俳優の阿部寛さんが主演を務めるTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「キャスター」の初回が4月13日に放送された。阿部さん演じる型破りなキャスター・進藤壮一の存在感に注目が集まった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 「世の中を動かすのは真実!」という信念の男・進藤壮一は、公共放送で社会部記者、キャスターとして活躍するも、民放テレビ局JBNの会長に引き抜かれ、視聴率低迷にあえぐ報道番組「ニュースゲート」のメインキャスターに就任。真実を伝えるためには手段を選ばず、圧倒的な存在感で総合演出・崎久保華(永野芽郁さん)、ジャーナリスト志望の新米AD・本橋悠介(道枝駿佑さん)ら周囲を巻き込んでいく。

 第1話では、内閣官房長官・羽生剛(北大路欣也さん)の緊急手術を巡る物語が展開。珍しい血液型の羽生の緊急手術のせいで、同じ血液型で難病を患う少年の手術が失敗したと思われたが、放送直前に進藤が内容を差し替えてしまう。

 実際には執刀医は2人とも平等に救おうとしたが、結果的に羽生は助かり、少年は亡くなってしまったのだ。羽生の息子・真一が少年のために集められた血液を使うよう強要したのは確かだったが、執刀医は2人に最低限の血液を使っていたと明かす。

 しかし、それを少年の母親に伝えたところで何もならないと華に伝えた進藤は「我々報道は真実の奴隷じゃない」と宣言するが、華は、進藤が羽生から官房機密費を受け取って取引していた事実を突きつけるのだった。

 二転三転するストーリーに視聴者も興奮。ラストの展開に「どうなっていくんやろ…」「官房機密費受け取ったのか…」と驚く声が続出した。

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