今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あんぱん」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第12回が4月15日に放送された。同回では、ひょんなことからパン食い競争に飛び入り参加することになったのぶ（今田さん）が圧巻の走りを見せ、視聴者の注目を集めた。

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　第12回では、パン食い競走の出場を許してもらえず、「女子（おなご）はつまらん」と話すのぶに、嵩（北村匠海さん）はかける言葉が見つからない。

　祭り当日。あんぱんも無事焼き上がり、広場に続々と集まる若者たち。そこには千尋（中沢元紀さん）や豪（細田佳央太さん）の姿もあった。いよいよパン食い競走が始まり、急いで追加のあんぱんを運ぶのぶ。そんな中、最終組に出場予定だった嵩が突然、「僕は棄権する。めちゃくちゃおなかが痛い」と言い出し、自分のたすきをのぶに託して去っていった。

　最終組がスタートし、選手の群れの後方から走ってきたのは、のぶだった。あんぱんの下で押し合いとなったのぶはバランスを崩すが、誰かがのぶの背中を支えてくれた。のぶはなんとかあんぱんをくわえて走り出し、かつての同級生・岩男（濱尾ノリタカさん）を追い抜いて１位でゴールテープを切った。

　のぶの圧巻の走りに、SNSでは「のぶちゃんの走りカッコよかった」「ハチキンおのぶの名はだてじゃない！」「1位で走り終えたのぶの笑顔が、爽快でステキだった」「のぶスタート遅れてんのに魂の追い上げ」といった声が上がっていた。