水樹奈々:人気声優が大河初出演 「べらぼう」で天明期の女性狂歌師役 「とてもご縁のある役を」

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に出演する水樹奈々さん
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に出演する水樹奈々さん

 歌手で声優の水樹奈々さんが、俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)に出演することが明らかになった。水樹さんが大河ドラマに出演するのは初めてで、天明期の女性狂歌師の智恵内子を演じる。

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 智恵内子は、湯屋の主人・元木網(ジェームス小野田さん)の妻・すめ。夫と共に天明狂歌をけん引する。蔦重(横浜さん)とは、大田南畝(桐谷健太さん)や夫・元木網などが参加する狂歌の会で知り合い、親交を深めていく。

 水樹さんは「まさか私が大河ドラマに?!と、お声掛けいただいた時は本当にビックリしました。智恵内子は数少ない女性狂歌師で、キレがあり、ユーモアのセンスあふれる歌を詠むことで身分を超えてさまざまな人々と繋がり、娯楽の少ない時代に笑顔になれる楽しみを夫や仲間と共に生み出していました。言葉を伝える、歌で繋がり笑顔を届けることは、声優・歌手としての私の活動と繋がる部分が多々あり、とてもご縁のある役をいただき光栄に思っています。初めて尽くしで緊張の連続ですが、全力で演じさせていただきます!」とコメントを寄せている。

 高岡早紀さんが蔦重の実の母・つよ役、ジェームス小野田さんが元木網役、ひょうろくさんが松前藩の江戸家老・松前廣年役、中川翼さんが丸屋の手代・みの吉役、えなりかずきさんが松前家当主の松前道廣役、高橋英樹さんが紀州藩主の徳川治貞役として出演することも発表された。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

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