FANTASTICS堀夏喜:ハイスペックイケメン役に「俺なのか!」 田辺桃子と4年ぶり共演でラブシーンも TELASAドラマ「きみは面倒な婚約者」

ドラマ「きみは面倒な婚約者」でダブル主演した堀夏喜さん(右)と田辺桃子さん
1 / 2
ドラマ「きみは面倒な婚約者」でダブル主演した堀夏喜さん(右)と田辺桃子さん

 動画配信サービス「TELASA」で配信中のドラマきみは面倒な婚約者」が話題だ。椎野翠さんと、兎山もなかさんによる人気小説&マンガ(白泉社)の実写化で、ハイスペックエリート社員と社長令嬢のすれ違いまくりカップルのもどかしいオフィスラブ(=もどキュンラブ)を描いている。ダブル主演を務めるダンス&ボーカルグループ「FANTASTICS」の堀夏喜さんと俳優の田辺桃子さんに、撮影秘話や見どころを聞いた。

あなたにオススメ

 ドラマは、老舗洋菓子メーカー「加治屋フーズ」が舞台。ヒロインの加治屋紫乃(田辺さん)は、社長令嬢でありながら会社に勤務する広報部員で、父親が政略結婚のために決めた婚約者の営業部エース、橘はじめ(堀さん)という恋人がいる。婚約から3年がたっても、橘は紫乃との関係を進展させようとしない。そんな中、橘が指導係となった後輩と仲良く接する姿を見て、紫乃は感じたことのない胸騒ぎを覚える。TELASAで「ダイヤ編」(全6話)を順次配信中。テレビ朝日で3月28日深夜1時半から「ダイヤ編」の特別編集版に、撮影の舞台裏やキャストのコメントも含めた「プラチナ編」が放送される。

 ◇田辺桃子は「マンガの“まま”」

 --お二人は4年前にもドラマ「ヤンキー君と白杖ガール」(日本テレビ系、2021年)で共演されていますが、再共演はいかがでしたか。

 堀さん:4年前に共演した作品が、僕にとっては地上波初出演のドラマだったのですが、その時に一緒だった田辺さんと、こうしてダブル主演という形で再びご一緒できてうれしいですし、心強く感じました。

 田辺さん:当時も今も変わらず、優しくて柔らかい印象がそのままだったので、とても安心しました!

 堀さん:当時は本当に右も左も分からず、誰と接するにも緊張していたのですが、今回はいろいろお話させていただきました。

 田辺さん:それこそ(前の作品では)同じシーンがあまりなかったので、お話しする機会もなかったんです。今回は仲良くなれた気がします(笑)。

 堀さん:段違いで(笑)!

 --堀さんが演じる橘はじめは、社内でも一目置かれるクールなエリートという人物ですが、役柄を聞いた際の心境は?

 堀さん:僕は、FANTASTICSというイケメンや個性豊かなメンバーがいるグループで活動していて、中にはハイスペックイケメン役を演じたことのあるメンバーもいるのですが、
これまで自分は“ちょっと変わったキャラクター”を演じることが多かったんです。今回のお話をいただいて、まず「俺なのか!」と驚きましたし、どうやったらいいだろうと考えましたが、緊張して臨むとかたくなってしまうので、自然体で演じようと決めました。

 田辺さん:すごく自然体だな、と。(良い意味で)力が入っていないように見えました。

 堀さん:いろいろと意識してしまうとかたくなるので、あまり決めごとを作らないように、意識しました。

 --田辺さんが演じる紫乃の印象は?

 堀さん:マンガの“まま”なんですよね。マンガから出てきたような紫乃さんでした。感情の起伏が激しくて……。「女心はよく分からない」というせりふがあったのですが、感情の違いを演じ分けられていて、本当にすごいなと思いました。

 田辺さん:うれしいです……!

 ◇ラブシーンは「思ったより緊張しなかった」

 --天真爛漫(てんしんらんまん)な紫乃と、クールな橘の対称的な2人のやり取りが見どころになりますでしょうか。

 田辺さん:そうですね。でも、橘さんも割と心の中で思っていたことがありますよね(笑)?

 堀さん:結構ね(笑)。それが後半に進むにつれて判明し、橘の完璧じゃなかったところがたくさん出てくるので、それがまた面白いと思います。実は内心焦っていたんだとか、2人のチグハグぶりは見ていてむずがゆいです。

 田辺さん:テレビドラマ版(28日のプラチナ編)では、それぞれの目線はこうだった!みたいな答え合わせをして楽しんでいただけると思います。

 --ラブシーンもありますが、撮影で緊張などはありましたか。

 堀さん:終わってみたら、思ったより緊張しなかったですね。それ以前に別シーンの撮影も重ねていましたし、(田辺さんと)よくコミュニケーションをとれていたからこそ、変に緊張せず、臨めたように思います。

 --今作の見どころをお願いします。

 堀さん:とにかく悪い人が一人も出てこない。真っすぐな思いを持った人たちが、その純粋さゆえにどんどん勘違いしていくさまが、むずがゆくもあり、面白いと思います。この先どうなっていくんだろうと、ワクワクしながら楽しんでいただける作品になっています。

 田辺さん:原作をとても大切にしていて、原作のほとんどをドラマ化しているんじゃないかって思うぐらいステキな言葉一つ一つをそのまま使わせていただいているのですが、キュンとする温かい時間になってもらえる作品になっています!

写真を見る全 2 枚

テレビ 最新記事