べらぼう:市原隼人が3回目の大河ドラマ出演 “盲目の大富豪”鳥山検校役 金の力ですべてを手に入れるも?

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で鳥山検校を演じる市原隼人さん(左) (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で鳥山検校を演じる市原隼人さん(左) (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第8回「逆襲の『金々先生』』」が、2月23日に放送される。同回から、市原隼人さんが鳥山検校役で登場する。市原さんが大河ドラマに出演するのは、「おんな城主 直虎」(2017年)、「鎌倉殿の13人」(2022年)に続き3回目。

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 演じる鳥山検校は「瀬川を身請けする“盲目の大富豪”」。当時吉原一の花魁(おいらん)といわれた瀬川(小芝風花さん)を1400両で身請けをした男。“検校”というのは盲人に与えられた最高位の官位であり、鳥山は幕府の許しを得て高利貸しを行い、多額の資産を築いていた。金の力ですべてを手に入れた鳥山であったが……。

 市原さんは、昨年8月の出演発表の際「いまだ謎に包まれた人物でありながら、盲人組織当道座における最高位である鳥山検校を演じさせていただきます。生まれ持った運命により、与えられた人生の良し悪しをどう感じるかはおのれ次第であり、理屈では説明できない鳥山検校の人恋しさを埋めるものは何なのか? 検校と同じ境遇に在る全ての人や物事に敬意を払い務めさせていただきます」と話していた。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

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