新・暴れん坊将軍:ナレーションはレジェンド声優・千葉繁 故・若山弦蔵さんの後を継ぐ

1月4日放送の「テレビ朝日ドラマプレミアム『新・暴れん坊将軍』」の一場面=テレビ朝日提供
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1月4日放送の「テレビ朝日ドラマプレミアム『新・暴れん坊将軍』」の一場面=テレビ朝日提供

 松平健さん主演の人気時代劇の新作「テレビ朝日ドラマプレミアム『新・暴れん坊将軍』」(テレビ朝日系、1月4日午後9時放送)のナレーションを、声優の千葉繁さんが務めることが明らかになった。アニメ「北斗の拳」の予告ナレーションなどで知られるレジェンド声優が、2021年に死去した若山弦蔵さんの後を継ぐ。

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 1978~2003年放送の「暴れん坊将軍」が、2008年12月のスペシャル以来、約17年ぶりに復活。オリジナルシリーズ全作でナレーションを務めていた若山さんが死去したため、復活が報じられて以来、誰がナレーションを務めるのかが話題になっていた。放送では、物語の最後を締めくくる「~と思う吉宗なのであった」の名フレーズが登場するのかも注目される。

 「暴れん坊将軍」は、江戸幕府八代将軍・徳川吉宗(松平さん)が貧乏旗本の三男坊、徳田新之助(通称:新さん)として庶民の暮らしにまぎれながら、江戸にはびこる悪を討つ痛快時代劇シリーズ。

 吉宗の治世となって二十有余年が経過した江戸が舞台の今作は、長いシリーズの中で初めて、吉宗の息子たちが登場。世継ぎ問題、親子の確執と絆が物語の軸として描かれる。「バイオレンスの巨匠」とも呼ばれる三池崇史監督が手掛ける。脚本は、NHK大河ドラマ「青天を衝け」(2021年)などで知られる大森美香さんが担当する。

 嫡男の家重を「なにわ男子」の西畑大吾さん、次男の宗武を駒木根葵汰さん、吉宗に恨みを抱く旗本、本間要治郎を小澤征悦さん、今作のヒロインで材木商の娘おきぬを藤間爽子さん、家重に仕える忠実な小姓の大岡忠光を木村了さん、美男役者の蘭丸を内藤秀一郎さんが演じる。江戸南町奉行の大岡忠相は勝村政信さん、“爺”こと御側御用取次役の加納五郎左衛門は小野武彦さん、町火消し「め組」の頭の辰五郎は生瀬勝久さん、辰五郎の妻で「め組」の女将おさいは高島礼子さんが演じる。

 また、三池監督からのラブコールに応え、歌手のGACKTさんが、質素倹約の吉宗とは真逆の派手好きで、将軍の座を虎視眈々と狙う尾張藩主の徳川宗春を演じる。GACKTさんは、2014年放送の「タイムスパイラル」(NHK・BSプレミアム)以来、約10年ぶりのドラマ出演となる。

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