監察医 朝顔:上野樹里、風間俊介、娘2人の“家族”4人新春の晴れ着写真公開 新春SPきょう放送でコメントも

「監察医 朝顔 2025 新春スペシャル」で晴れ着姿の(左から)上野樹里さん、中村千歳ちゃん、永瀬ゆずなちゃん、風間俊介さん (C)フジテレビ
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「監察医 朝顔 2025 新春スペシャル」で晴れ着姿の(左から)上野樹里さん、中村千歳ちゃん、永瀬ゆずなちゃん、風間俊介さん (C)フジテレビ

 俳優の上野樹里さんが主演を務めるフジテレビ系スペシャルドラマ監察医 朝顔 2025 新春スペシャル」が1月3日午後9時~同11時半に放送される。放送直前に晴れ着姿の朝顔一家の家族写真が公開された。また、主人公・朝顔役の上野さんと夫の桑原真也を演じる風間俊介さんのコメントも到着した。

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 家族写真は、劇中に何度も登場する朝顔の自宅の中で撮影されたもの。朝顔(上野さん)は薄いグリーンを基調に足下には薄紫が入った着物を金帯で締め、気品あふれる装いに。真也(風間さん)はフォーマルな袴姿を披露。つぐみ(永瀬ゆずなちゃん)はオレンジに花の模様がたくさんあしらわれた着物、まだ幼い里美(中村千歳ちゃん)も水色の着物を着て、仲むつまじい姿にほっこりするお正月らしさ満載の写真になっている。

 2021年1月の「監察医 朝顔 新春SP」の放送前にも同様に自宅での晴れ着姿の家族写真が公開されたが、その際は朝顔、平、真也、つぐみの4人が写し出されていた。里美が生まれた一方、父・平(時任三郎さん)が老人ホームへ移り、朝顔たちの生活にも変化が訪れていることを物語っている。

 「監察医 朝顔」は、マンガ誌「漫画サンデー」(実業之日本社、現在は休刊)で連載された作・香川まさひとさん、画・木村直巳さん、監修・佐藤喜宣さんの同名マンガが原作。設定をアレンジし、東日本大震災で母が行方不明となった法医学者の朝顔(上野さん)と、朝顔の父でベテラン刑事の平(時任さん)がかたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かすさまを描くヒューマン作品。2019年7月期の月9ドラマとして第1シリーズが放送され、2020年11月から第2シリーズを同枠で2クール連続放送。さらに、2021年1月、2022年9月にはそれぞれ一夜限りのスペシャルドラマが放送された。

 新作では、初回放送から5年半の時がたち、東日本大震災で行方不明になった母(石田ひかりさん)の“生きた証”を探しながら、夫で刑事の桑原真也、長女のつぐみ、次女の里美ら家族と笑顔と涙を繰り返し、懸命に生きてきた朝顔と父・平に別れの時が訪れる。
 新作についての最新コメントも到着。これまでのストーリーの中でも大きな鍵を握る今作だが、上野さんは朝顔を演じるにあたり、「登場人物たちを通して、“今一度立ち止まり、自分自身を振り返る”。ご覧になられる方々がそんなふうにご視聴できるといいなと思い、今の朝顔を等身大で演じさせていただきました」と語っている。2年ぶりの新作の撮影についても「キャスト、スタッフ、ブランクがあっても揺らぐことのないチームワークだった」と長年のチームの絆は確固たるものだったようだ。

 風間さんは「撮影していない時間も、朝顔をはじめとしたみんなの時間は流れていて、その時の流れを時折、皆さんに見守ってもらう。この度、年始の放送ということもあり、親戚の家族に久々に会う感覚で見守ってもらえたら幸せです」と話している。

 ◇上野樹里さんのコメント全文

 --今作含め「監察医 朝顔」という作品全体を通しての思いは?

 東日本大震災から13年、ドラマ「監察医 朝顔」放送から5年半という月日が流れました。今回の「2025 新春スペシャル」は前回の夏のスペシャルから約2年ぶりに、皆様にお目にかかることとなります。キャスト、スタッフ、ブランクがあっても揺らぐことのないチームワークで、“日常”を丁寧に、生き生きと描いています。再会できる喜び、そして時と共に変化していく姿を楽しみながら、慈しみながら演じました。“朝顔”は花の名前ですが、今回の物語の中で長い歳月を経て、生き抜く植物の生命力も全体を通して感じられると思います。事件解決にもある植物が関わっていますので注目してご覧ください。

 --朝顔を演じる上で大事にしたことは?

 前回のスペシャルでは、父・平が施設へ行ってしまうことを何とか受け入れ、まだ小さい子供の世話と仕事に追われて心身ともに崩れるような瞬間もありましたね。今回は、そんな父・平とのお別れが迫っています。と同時に、子供は大きくなり子育ても、こなれてきた朝顔。でもその影には、支える夫や、同僚がいる。“慣れ”というのは決して自分が成長したからとは言えない、“つい、うっかり”身近な人に頼ったり、任せたりが“日常=当たり前”になって、ということもあります。登場人物たちを通して、“今一度立ち止まり、自分自身を振り返る”。ご覧になられる方々がそんなふうにご視聴できるといいなと思い、今の朝顔を等身大で演じさせていただきました。

 --視聴者の方へのメッセージを。

 お正月は、昨年のことを振り返り、また新年のスタートに大切な方と集われていることと思います。おいしいご飯と共に、英気を養われ、過ごされている中、大切な方とドラマ「監察医 朝顔」を観ていただけると幸いです。

 ご覧になられる皆さんにとって、“次、またゆっくり会えるのはいつだろう”。朝顔のドラマが、そんな大切な存在になれたら、大変うれしく思います。

 ◇風間俊介さんのコメント全文

 --今作含め「監察医 朝顔」という作品全体を通しての思いは?

 日々の中で、“つぐみちゃん、里美ちゃん、大きくなったんじゃない?”“平さんはどうしているんですかね?”と、万木家の事を聞かれることがあります。「監察医 朝顔」は作品ですが、その枠を超えて、皆様の大切な人になることができているのかもしれない。そんなことを思う度に、幸せな気持ちになります。僕も同じです。撮影していない時間も、朝顔をはじめとしたみんなの時間は流れていて、その時の流れを時折、皆さんに見守ってもらう。「監察医 朝顔」はそんな作品だと感じています。

 --視聴者の方へのメッセージを。

 この度、年始の放送ということもあり、親戚の家族に久々に会う感覚で見守ってもらえたら幸せです。「監察医 朝顔2025新春スペシャル」、よろしくお願いします。

 ◇プロデュース・金城綾香さん(フジテレビ ドラマ・映画制作部)のコメント

 あけましておめでとうございます! 朝顔一家の大切な写真がまた1枚増えました。晴れ着に身を包んだ一家の写真を撮るのは2度目で、その間に流れる時間も感じていただきたいです。全ての方が穏やかな新年をお迎えになるよう、祈念しながら撮影いたしました。

 今夜放送されるスペシャルドラマは、上野樹里さんはじめとするキャストそしてスタッフ一同が心を込めて、願いながら制作しました。人と人が作り出す“熱”を感じていただける作品になっていると思います。ぜひご覧ください!

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