俳優の武田玲奈さんが、奈緒さんと松田龍平さんダブル主演で、2025年1月7日にスタートするNHKの連続ドラマ「東京サラダボウル」（総合、火曜午後10時）に出演することが分かった。警視庁・通訳センターに所属するベトナム語通訳人の今井もみじを演じる。

あなたにオススメ

2027年大河ドラマ主人公・小栗忠順とは？　近代日本に欠かせない人物

　今井もみじは、ベトナムが大好きで日越の架け橋になりたいという使命感を持ち通訳人となったが、特定技能のベトナム人を取り巻く厳しい現実を目の当たりにし、自身の役割に葛藤する。

　そのほか、中村蒼さん、中川大輔さん、絃瀬聡一さん、ノムラフッソさん、関口メンディーさん、朝井大智さん、阿部進之介さん、平原テツさん、イモトアヤコさん、皆川猿時さん、三上博史さんの出演が新たに発表。海外キャストとして張翰さん、許莉廷さん、喬湲媛さん、Nguyen Truong Khangさんの参加も明らかにされた。

　ドラマの脚本は金沢知樹さんが担当する。金沢さんは「『東京サラダボウル』は、社会問題や人間の機微をこれでもかと、ふんだんに、ひたひたに、練り込んだ黒丸先生の渾身の作品。身の引き締まる想いで、スタッフの方々と何度も話し合い丹念に作りました。といいながら、いまも作ってる途中ですが。見ていただける方に、その想いが届くことを願って、今日も筆を進めます」とコメントを寄せている。

　ドラマは、「クロサギ」で知られる黒丸さんのマンガ「東京サラダボウルー国際捜査事件簿ー」が原作。舞台は、約70万人の在日外国人が暮らす東京。異なる言語、食、文化が交わる大都市で、ミドリ髪の国際捜査の警察官・鴻田麻里（奈緒さん）と、ワケありの中国語通訳人・有木野了（松田さん）のコンビが、日本社会からこぼれ落ちそうな人生を拾い上げていく社会派エンターテインメント。全9回。