君とゆきて咲く~新選組青春録~:ついに“芹沢鴨”三浦涼介に訪れる運命の時 過去最高に激しい殺陣シーン 今夜第9話

「君とゆきて咲く~新選組青春録~」第9話の一場面=テレビ朝日提供
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「君とゆきて咲く~新選組青春録~」第9話の一場面=テレビ朝日提供

 テレビ朝日の“シン・時代劇ドラマ”「君とゆきて咲く~新選組青春録~」(水曜深夜0時15分~同45分、一部地域を除く)の第9話が、6月19日深夜に放送される。同話では、壬生浪士組が大きく揺らぐ事件が勃発。そしてついにそして、ついに芹沢鴨(三浦涼介さん)に運命の瞬間が訪れる。

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 先週の第8話で、恋した遊女とひそかに会っていたところを抑えられ、長州との間者ではないかと疑われた渋皮喜平(簡秀吉さん)は、その夜以来、隊士たちの前から姿を消した……。先輩隊士から「渋皮は実家に帰された」と聞かされるが、鎌切大作(前田拳太郎さん)や深草丘十郎(奥智哉さん)はそれぞれと思い悩むことに。

 一方、幹部の亀裂は決定的なものになっていた。かねて傍若無人なふるまいで、幹部たちの反感を買っていた頭取・芹沢は、最近では会津藩主・松平容保(味方良介さん)との謁見にも現れず、見かねた局長・近藤勇(高野洸さん)が謁見に参加してほしいと苦言を呈する。

 すると芹沢はなぜか突然「土方を斬れ」「自分と土方歳三(阪本奨悟さん)のどちらかを選べ」と“運命の選択”を近藤に迫り、さらなる暴走へとひた走る。そして、忠義のために一点の曇りも許せない“鬼の副長”土方はある決意を固めるのだった。

 壬生浪士組に生まれたかつてないほどの分断は、第9話のクライマックスで隊士たちが入り乱れる、過去最高に激しい殺陣シーンへとつながっていく。死闘の果てに芹沢がたどる道とは……。

 ドラマは、手塚治虫の隠れた名作といわれるマンガ「新選組」(1963年)の実写化。架空の若き隊士の鎌切大作(前田拳太郎さん)と深草丘十郎が、時代の波に翻弄(ほんろう)され、過酷な運命をたどる青春群像劇だ。「斬新な殺陣」「流麗な剣舞」など、これまでの時代劇にはない要素を取り入れた“シン・時代劇”と銘打っている。4月から2クール連続で放送中。

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