あんぱん:やなせたかしさんが育った町で企画展 高知県南国市「のぶと嵩のおらんく展」26日スタート 香美市でも「あんぱん」展

「~連続テレビ小説 ドラマ展~ のぶと嵩のおらんく展」のチラシビジュアル
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「~連続テレビ小説 ドラマ展~ のぶと嵩のおらんく展」のチラシビジュアル

 今田美桜さん主演の連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(NHK総合、月~土曜午前8時ほか)の企画展「~連続テレビ小説 ドラマ展~ のぶと嵩のおらんく展」が、4月26日から高知県南国市の「海洋堂SpaceFactoryなんこく」で開催される。同日から香美市の「土佐山田ショッピングセンターバリューノア」でも、「連続テレビ小説『あんぱん』展 in 香美市」がスタートする

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 ◇ドラマでは「アンパンマン」にたどりつくまでを描く

 「あんぱん」は112作目の朝ドラで、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。

 何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

 脚本は、「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズなどで知られる中園ミホさん。暢さんがモデルのヒロイン・朝田のぶを今田さん、やなせさんがモデルの柳井嵩を北村匠海さんが演じている。

 ◇「おらんく」とは? “地元”ならではの展示になる

 「~連続テレビ小説 ドラマ展~ のぶと嵩のおらんく展」が行われる南国市は、やなせさんが故郷・高知県で多くの時間を過ごしたゆかりの地。「おらんく」とは土佐弁で「我が家」「地元」を意味する言葉だという。

 同展では、ドラマで実際に使用された衣裳や小道具、収録スタジオを再現したミニチュアが登場する。また、やなせさんの人生に影響を与えた3匹のライオンや初公開となる直筆イラストなどが楽しめるなど、やなせさんが育った「おらんく」ならではの展示になるという。

 チケット料金は、大人(高校生以上)900円、小中学生700円。20人以上の団体の場合は大人(高校生以上)800円、小中学生650円。2026年2月8日まで開催される。

 一方、「連続テレビ小説『あんぱん』展 in 香美市」では、ドラマで北村さんが演じている嵩の部屋が再現され、ドラマのパネル展示、衣装紹介などで構成される。同展は入場無料で、10月31日まで。

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