鈴木亮平：初共演の有村架純は隣の市出身　デビュー時から「めちゃくちゃ可愛いと聞いてた」

　俳優の鈴木亮平さん、有村架純さんが4月17日、東京都内で行われた映画「花まんま」（前田哲監督、4月25日公開）の完成披露プレミア試写会に登場した。

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　今作が初共演で兄妹役を演じた鈴木さんと有村さん。兵庫県西宮市出身の鈴木さんは「すごく地元が近くて、隣の市出身なんです。デビューしたときから伊丹の子が！　と思っていましたし、めちゃくちゃ可愛いという話は聞いていたんです。デビュー初期のころから存じ上げていました」と明かした。

　続けて「俊樹の役が自分だったら、フミ子さんのイメージを聞かれたときに『有村架純さんとはいつか……』という話はさせていただいて。僕としてはものすごくうれしかったです。実際の兄妹ってベタベタしないと思うんですけど、その距離感を何も言わなくてもできたと思います」と話した。

　有村さんは「現場に入ると地元にずっと何年も住んでいるお兄ちゃんの雰囲気が漂っていて。壁が一切ないというか、自然と現場を前に進めてくれる感じがしてとてもやりやすかったです」と鈴木さんとの共演を振り返った。

　イベントには鈴鹿央士さん、ファーストサマーウイカさん、お笑いコンビ「オール阪神・巨人」、前田哲監督、AIさんも出席した。

　映画は、第133回直木賞（2005年）を受賞した朱川湊人さんの同名の短編集（文春文庫）が原作。大阪の下町を舞台に、早くに両親を亡くし妹の親代わりとして生きる熱血漢の兄・加藤俊樹（鈴木さん）と妹のフミ子（有村さん）を軸に物語が進む。妹の結婚が決まり、兄はやっと肩の荷が下りるはずだったのだが、遠い昔に2人で封印したはずの、フミ子の“秘密”が今になってよみがえり……と展開する。