九龍ジェネリックロマンス:謎の“鯨井B”役に山口由里子 鯨井令子と同じ容姿だが!?

「九龍ジェネリックロマンス」のノンクレジット版エンディング映像(c)眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会
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「九龍ジェネリックロマンス」のノンクレジット版エンディング映像(c)眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

 「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の眉月じゅんさんのマンガが原作のテレビアニメ「九龍ジェネリックロマンス」に“鯨井B”役の山口由里子さんが出演することが分かった。“鯨井B”は、工藤発が持っていた写真に写っていた女性で、鯨井令子と同じ容姿をしており、工藤の婚約者とされている。

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 山口さんは「若い頃、仕事で2週間ほど香港に滞在したことがありました。きらびやかな100万ドルの夜景に反して路地裏の薄暗くノスタルジックで乱雑な生活感。切れかけの電灯、カビ臭い路地裏、どれもが堪らなく懐かしい。この作品を読んだ時に香港の懐かしい思い出がよみがえり、たちまちファンになりました。工藤さん(君)とレコぽんと鯨井B 皆様が思うこの世界にどうか溶け込めていますように!」とコメントを寄せている。

 シンガー・ソングライターのmekakusheさんによるエンディングテーマ「恋のレトロニム」が流れるノンクレジット版エンディング映像もYouTubeで公開された。工藤が令子に贈った金魚の視点から見る九龍の情景が幻想的に描かれている。

 「九龍ジェネリックロマンス」は、テレビアニメ化、実写映画化された「恋は雨上がりのように」でも知られる眉月さんのマンガで、2019年11月から「週刊ヤングジャンプ」で連載中。ノスタルジーあふれる街・九龍城砦(くーろんじょうさい)の不動産屋で働く鯨井令子は、職場の先輩・工藤発(はじめ)に淡い恋心を抱いており、ふと見つけた一枚の写真から、工藤には過去に自分とうり二つの婚約者がいたことを知る。見つからない記憶、もう一人の自分の正体、九龍の街に隠された巨大な秘密、過去、現在、未来が交錯する中、恋が秘密を解き明かすことになる。

 アニメは、白石晴香さんが鯨井令子、杉田智和さんが工藤発をそれぞれ演じる。テレビ東京系で毎週土曜午後11時に放送中。吉岡里帆さんと水上恒司さんがW(ダブル)主演を務める実写映画が今夏に公開される。

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